ウィザーズのお話

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主にワシントンウィザーズについて話すブログ

【2019-2020シーズンのウィザーズ選手通信簿】(バックコート編)

【2019-2020シーズンウィザーズ選手通信簿】(バックコート編)

〇ジョン=ウォール ???
元ウィザーズのエースで現40億円のアシスタントコーチはウィザーズのSNSで度々リハビリ動画で登場し、スクリメージやダンクの映像を見るたびに「いよいよ復帰か!?」と期待させましたが、今季全休という方向にシフトしました。

ついこないだギャングポーズをSNSで公開されてしまって謝罪していましたが、若手も多く、雰囲気も良くなってきた現在のウィザーズで、今後雰囲気を悪くさせるようなことはしないでほしいところです。

→来季頑張りましょう

〇イシュ=スミス ☆☆☆
アイマスが怪我の間にスタメンPGとしてウィザーズデビューして「あれ、アイマスより良いんじゃね?」と思わせ、アイマスが復帰すると「やっぱりアイマスより良いじゃん!」と思わせたベテラン。

今季はスタメンだったり2ndユニットだったりと立ち位置が定まらなくて普通は混乱しそうでしたが、ビールいないときはスコアラーとして、トロイがガードのときはスラッシャーとしてと、様々な役割をこなしてみせてくれました。

スミスは来季までの契約で、個人的には来季もウォールのバックアップガードとして居てほしいですが、タイプがウォールともろ被りなので、バックアップガードには異なるタイプのガードをフロントは考えていそうです。そのためどのタイミングかはわかりませんが、来季はトレードでウィザーズを去ると予想します。

→ジェイソン=スミスといい、スミスおじは良い人しかいない…?

〇アイザイア=トーマス ☆
怪我明けとは言え、BOS時代の厄介さを思い出すと期待しかなかった今季でした。しかし現実はそこまで甘くはなく、ウィザーズでのアイマスは、BOS時代のアイマスから俊敏性を失った状態で、かつてのオフェンスモンスターっぷりはどこか遠くの場所に行ってしまったようです。

チームディフェンスがリーグでもトップクラスに悪かったウィザーズにおいて、アイマスのディフェンスが加わるともはや形容しがたい何かになってしまいました。ウィザーズにはアイマスの面倒を見てくれるスマートやクラウダー、ホーフォードはいません。なぜそれでアイマスが通用すると思ったのかフロント陣を一列に並べて問いただしたいです。

ドライブに行って、「もう無理~」と言わんばかりの適当なアウトレットパスをするたびに計画性の無さを嘆きました。

案の定LACに放出され、行き着いたLACにも解雇されました。

→来季NBAじゃないとこかもしれないけど頑張って

〇シャバズ=ネイピア ☆☆
今季DENとのトレードで途中参戦した個人的に某YouTuberのブライアンに似ていると思っている人。スミスと同様に、チーム事情からトレードでチームを転々としている苦労人でもあるネイピアは、ディフェンスこそ良くないものの、オフェンス能力は高いため、(今季の)アイマスの上位互換となる予定だった。

しかし蓋を開けてみれば、トレード直後の試合は良かったものの(トレードあるある)、次第にウィザーズのチームディフェンスの闇に飲み込まれました。

元々アシスト能力がないガードで、個人的に2ndユニットで停滞したオフェンスにおいて真価を発揮するタイプだと思ったので、スタメン起用自体がミスだったのでは?と今更ながらに感じています。

バブルでの試合はアイマスの適当アウトレットパスを引き継いだかのようにプレーをし、オフェンスでも混沌を引き起こしていました。
ウォールと仲が良いような話も聞きますが、今季までの契約なので、来季はさようならだと思います。

→チームディフェンスの良い強豪チームに入るかも?

〇クリス=チオッザ ☆☆
インサイドの相次ぐ怪我によってタイミング悪くウェイブされてしまった悲しきガード。チオッザの代わりに加入したのがパセチニクスだったが、パセチニクスより断然チオッザを残してほしかったです。

今季ウィザーズから解雇されてしまったチオッザは、その後BRKに拾われ、バブルでは非常に良い活躍をしていました。そしてウィザーズが出られなかったプレイオフに出るという…。

TORのガードのフレッド=ヴァンブリートの劣化型のようなイメージで、3番手ガードとして来季また契約するのもありだと思います。

→BRKよりウィザーズのほうが試合出るチャンスあるぞ!


〇ブラッドリー=ビール ☆☆☆
言わずと知れたウィザーズのエース。大活躍にも関わらず、オールスターにもALLNBAにも選出されなかった悲しきエースという不名誉な称号持ちにもなってしまいました。

今季は昨季とは違い、アリーザやジェフグリーンのような頼れるベテランたちはスミスとマヒンミしかおらず、なかなか試合中に頼ることのできる選手はいなかったため、どうしてもビール一辺倒になってしまうオフェンスが多かったように思えます。
これを観てビールのワンマンプレーと感じる人も少なくなく、かつこれだけオフェンスに貢献しているにも関わらず、ディフェンスレスだと批判する人もいます。

エースと言われる人は、すべての分野において全力を注ぐことのできる選手はいません。
レブロンがスコアリングをADに託してゲームコントロールを行ったように、レナードはディフェンスにも注力できるようPGやルー、ハレルにスコアリングを共有したように、偉大な選手でも何かの分野に注力したければ他の選手に預けることが必要です。

今季のビールはスコアリングからゲームコントロール、アシスト、そしてリーダーシップと様々な面でチームを引っ張らなくてはなりませんでした。
そしてディフェンスはチーム自体のディフェンスが良くなかったことから、個人のディフェンスが悪いと簡単に得点されてしまうケースもありました。

これだけ貢献してメンバーに恵まれているとは決して言えないような状況で、同じようにできる選手がリーグにどれだけいるでしょうか?
普通ならチームにトレード要求してもおかしくないのに、シーズン中に契約延長までしてくれました。
ウィザーズを応援している身からすると、ここまで人間性に優れ、かつ成績も優れた選手がチームにいることを誇りに思います。

→来季はウォールとともにオールスター、そしてPOへ!


〇ジェローム=ロビンソン ☆☆
アイザイア=トーマスとのトレードで途中からウィザーズに加入した選手、通称タケシ。
トロイと同じ2018年ドラフトで13位指名だったタケシは、強豪LACではなかなかプレイタイムを貰えなかったが、ウィザーズに加入後は控えSGとして活躍した。
特にバブルでは控えから出場して平均14.8点とスコアリングに成長が見られた。

かなり汎用性があり、あまり癖もなく使い勝手のいい選手で、来季もビールの控えとして頑張ってほしいところ。
3P%はSGにしては高くないので、30%後半を記録できるようになってほしいです。

見た目の特徴に比べ、あまりプレーに特徴がないのが書き手泣かせ。

→そんなこといって案外来季もトレードで放出か…?


〇ジョーダン=マクレー ☆☆
ネイピアとのトレードで途中からWAS→DEN→DETに行ってしまったSG。
ウォールやビールと仲が良く、オフェンスの何でも屋だったマクレーは、ビール不在時のジャイアントキリングに大きく貢献しました。

長いウィングスパンを持ち、細身ながらもドライブでペイントエリアに切り込んでフィニッシュする選択肢を多く持ち、かつアウトサイドもなかなか入るので、控えのスコアリング要因としてどのチームにもフィットするような選手でした。
ウィザーズは若手にシフトしたため放出されてしまいましたが、かなり安価で契約できたので、3番手フォワードでキープしておきたかったです。

今スタッツを見たら、MP22.6分でPPGが12.8点、3P%は37.7%ってすごく良くないですか?
どうして放出してしまったんだ!

→DETでも居場所があるかわかりませんが、いつでもウィザーズにどうぞ


〇ギャリソン=マシューズ ☆☆
エネルギッシュで3Pシューターなウィザーズの2way契約選手

ボールを持ったらリングしか見えていないんじゃないかと思わせるほどシュートに貪欲で、しかもタフショットでも決めきる精神力はとても2way契約とは思えないくらいすごい(小並感)。
停滞した2ndユニットでのスコアリングには目を見張るほどで、マクレー同様にビール不在時のジャイアントキリングに大きく貢献しました。

個人的な事情かなにかでバブルには不参加でしたが、2way契約は2年間あり、来季も一応在籍するので、タケシとともに切磋琢磨して互いを高めあってほしいと思います。

→貪欲さ故のファールはダメだよ!


〇ゲイリー=ペイトンⅡ ☆
ディフェンスにステータス全振りしたレジェンドの息子、ペイトン。

偉大な父を持った選手は大概素朴なもので、ペイトンも例外ではなくチームに定着することが難しかったようです。
今季はウィザーズでスタメンで起用されることもありましたが、それはアイマスの介護するためで、アイマス放出後は起用されなくなってきました。

マンディフェンスやスティールは良いのですが、いかんせんオフェンスでの貢献ができず、3P%はSGなのに30%切るというアウトサイドに不安定さがあるので、現代NBAには合わないでしょう。
それこそ3Pが得意でガードがエースのチームの相方になら合いそうなのですが、それで言うとATLなどが良いかもしれません。

個人的にディフェンシブな選手は好きなので来季も居てほしいとこ


〇CJマイルズ ☆
怪我していてほとんど印象に残っていないおじさん。

INDやTOR時代はかなり厄介な選手だったのに、ウィザーズに来た途端スペランカー化してしまい、10試合の出場にとどまりました。
結構ウィザーズのメディカルチームは良くないのでは?と思うこともあるのですが、ある一定からは個人の健康問題なので、マイルズ自体の問題でしょう。年齢も年齢なので。

チームをまとめるベテランの働きを期待したのですが、なかなか上手くいかなかったようです。

→契約金高いからベテランミニマムで契約しない?


〇ジュリアン=グラント

→弟連れてこい!

ジャスティン=ロビンソン

→以下略