ウィザーズのお話

ウィザーズのお話

主にワシントンウィザーズについて話すブログ

【2019-2020シーズンのウィザーズ選手通信簿】(フロントコート編)

〇ルイ=ハチムラ ☆☆☆
日本人初めての1巡目9位指名でNBA入りを果たした新星。
ウィザーズに足りないものをもたらしてくれたルーキーは、1年目とは思えないインパクトを残しました。

ゴンザガ大と日本代表でのプレーを見た限りでは、NBAでは控えスタートで10分前後のプレイタイムを貰えれば御の字だろうと思っていましたが、初戦から今季は出場したすべての試合でスタメン起用かつオールルーキーチーム2ndにも選出されました。
個人的には1stだろ!と思いましたが、怪我をして出ていない期間もあったのでしょうがないかと無理やり納得しました。

ただ課題は挙げればキリがないほど多く、その課題を1つ1つ今後クリアしていってほしいです。それができれば、東でのオールスターになれるポテンシャルを秘めていると本気で思っています。

→来季はウォールの誕生日でも歌ってくれ


〇ダービス=ベルタンス ☆☆☆
ラトビアン・レーザーの異名を持つようになった3Pシューター。

ステータスを3Pに全振りしたビッグマンで、控え出場ながらも今季ウィザーズで2番目に得点が多い選手です。
その得点の半分以上を3Pが占めていて、その3Pも42.4%の確率で決めてくれます。

ただディフェンスで狙われることが多く、スイッチさせられたガードにけちょんけちょんにされるシーンが多くありました。
様々な選手の試合ハイライトで登場し、自分のハイライトよりも登場シーンが多いのでは?と心配になります。

来季FAなので様々なチームから勧誘を受けていそうなベルタンスですが、ウィザーズのユニフォームが一番似合うので恐らくウィザーズと再契約するでしょう。

→顔と肩幅のバランスを見ると不安になってくるのは私だけ?


〇トロイ=ブラウンjr ☆☆
ウィザーズの2018年ドラフト15位指名の何でも屋さん。

結構ウィザーズファンからは評価が高いが、個人的にはまだまだスタメンを張れるようなスキルは無いと思っています。
バブルでは途中からPGとして起用されましたが、個人に突破力がないため、トマブラとのP&Rも効果的とは言えない感じでした。

意外とリバウンド能力や、接触しながらのシュートは得意ですが、肝心のプルアップシュートや3Pはあまり良くなく、アウトサイドに課題があります。
来季はブルックスHCによるとPG起用をしていくとコメントがありましたが、そうなるともっとハンドリングやドライブを磨いていってほしいです。

→来季控えPGならスミスおじはトレードで放出…?


〇イサック=ボンガ ☆☆
ドイツ出身の19歳、年齢とガード登録は詐称では…?

ワグナーと共にLALからトレードで今季ウィザーズに加入した未成年のボンガは、シーズン初戦からスタメンSFとして今季ウィザーズデビューしました。
試合を観ていても何が得意で何故スタメン起用なのかわからなかったですが、ある意味潤滑油としては一番良いのかもしれないと無理やり自分を納得させました。

ただ、データ的にはボンガが出ているときと出ていないときを比較すると、100ポゼッションで+7.1もの差があるみたいです。
彼のなにがそこまで良いのか毎試合観ていても謎ですが、意外とORが多く、カッティングからのゴール下での確率が良いので、そういったところが活きているのかなと思いました。

印象には残りにくい活躍を見せるボンガの来季飛躍に期待です。

→相手のドライブに対してドゥーン!ってお腹を当てるファールは止めよう


〇アドミラル=スコフィールド ☆
八村と同期の新人。アドミラルは日本語で「提督」。ちなみに兄弟はジェネラルで「将軍」らしい。

宮川大輔とゴリラのハーフみたいな見た目で、プレーも結構そんな感じです。
フォワードとしてはアンダーサイズで、アウトサイドが苦手なため、スクリーンやリバウンドなどのブルーカラー的な役割をしていました。

ただ、ルーキーらしいと言えば可愛いですが、プレーに落ち着きがなく、結果を残そうと必死になり過ぎるあまり、空回りしている印象が強かったです。八村があそこまで落ち着いているのがおかしいのですが。
契約は来季までありますが、今のままではGリーグ行きは濃厚なので、アウトサイドの向上が求められます。

→結構ファールは危なっかしいので、観ていて怖い


〇トーマス=ブライアント ☆☆
ウィザーズがお世話になっているLAL産の若手センター。

昨季ハワードが怪我しているのをきっかけにスタメンセンターとしてポジションを確立しました。
昨年はウォールやサトランスキー(現CHI)が上手く使ってくれましたが、今季はP&Rを上手く使ってくれる人が少なかったので、ややインパクトに欠けた印象です。

3Pが良くなった印象ですが、バブルでの内約は以下の感じです。
バブルの3P…15/37(40.5%)
前半…11/20(55%)
後半…4/17(23.5%)
前半での確率は良いのですが、後半は打たない方が良いレベルに入っていません。
また、オフェンス停滞時に「うりゃ~」って無理やりミドルのタフショットを打つこともあり、そういったプレイは来季やらないでほしいところです。

ディフェンスにも課題があるため、控えセンターにはいいですが、ウォール&ビールで優勝を狙うのだったら力不足感は否めません…
個人的には他のメンバー含めたトレードでセンターのアップグレードを図りたいです。

→ダンクは躍動感あるけど実際はヤクルトジャンプ


〇イアン=マヒンミ ☆☆
ビッグマンのバブル期に恩恵を受けたバーテンダー

16億も貰って、ウィザーズでは怪我であまり試合に出ていないことが多かったイメージですが、今季は相次ぐビッグマンの怪我による影響で何かと試合に出ることが多く、なんとWAS時代で今季が最もMPGが多いシーズンとなりました。(といっても21分程度)

年齢とプレースタイルのため、ウォールを主体とするアップテンポなオフェンスシステムには合わず、なにかと干されることもありましたが、ハーフコートオフェンスでならまだ控えセンターとして活躍できる能力はあります。

また、ウィザーズファンからはネタ枠として認識されていますが、若手たちのメンターとしても一役買っていると思うので、来季FAではありますが、ベテラン契約で何とか残ってほしいなぁと個人的に思っています。

→バブルで試合に全然出られなかったのが少し残念


〇モリツ=ワグナー ☆
ボンガと同じドイツ出身でLAL産のセンター。
2kで〇ボタン2回押して倒れるやつを試合で実践するチャージングマスター(仮)でもあります。

シーズン途中で怪我するまでは、2ndユニットでベルタンスとともに2桁得点を量産するほどスコアリングに長けていましたが、怪我明け以降は得点への積極性が薄まり、バブルに入ってもその傾向は変わりませんでした。

リム周りでの得点と3Pどちらもできるインサイドは今までウィザーズにいなかったタイプなので良かったのですが、インサイド強化を狙っている来季は、このままだとトレードで放出されてしまう可能性が十分にあると思います。

→相手を煽るスタイルはウーブレに近いものが…?


〇アンチェス=パセチニクス

→伸びしろはあるが年齢がネックかな

〇ジャロッド=ユートフ

→個人的にもうちょっとウィザーズで見てみたかった選手

〇ジョナサン=ウィリアムス

→頑張ってたけど海外チームへ…