現在24勝33敗と負け越しているWASですが、
今シーズンは残り15試合です。
残りのスケジュールで、8位以内に入っているのは
LAL
DAL
MIL
CHA
ATL*2
の6試合です。
逆に9位以下のチームは
GSW
SAS
TOR
IND*2
OKC
CLE*3
と9試合もあります。
スケジュール的には他のチームより楽で、
ここ最近の10試合では7勝3敗と勝ち越しているWASですが、
下位のチームに安定して勝てないことがあるので、いまいち信用できない部分があります。
ただトレードで獲得したガフォードの貢献が非常に大きく、
ラスとの相性が抜群で、合わせで簡単に得点してくれます。
ポストプレイはそこまで上手くはありませんが、「力こそパワー」と言わんばかりにごり押してねじ込みます。
ディフェンス面でもリムプロテクト能力が高く、NOP戦ではザイオン相手にブロックを量産しました。
ガフォードがウォールいるときにいたらなぁと考えたWASクラは多いのではないでしょうか。
今後の相手にインサイドで支配力を持った選手がいるチームは
LALのAD
MILのヤニス
INDのサボニス
くらいでしょうか。
八村が復帰できれば特にインサイドでの心配は無いくらいにはすでに信用しています。
【八村の怪我】
しかも残念なニュースがあり、八村が怪我をしてしまいました。
4/4のDAL戦と4/6のTOR戦を欠場するまでスコアリング能力を発揮し、
ラスとのコンビネーションを見せてくれた八村でしたが、
それ以降の試合(怪我をした試合を除いた6試合)は
平均32.8分
FGM:4.1、FGA:10.5、FG%:39%
3PM:0.1、3PA:2.0、3P%:8%
平均得点:9.8点
と散々なスタッツとなってしまいました。
ビールが復帰して、八村にはスコアリングを求められていなく、
相手エースをマークするディフェンス面での貢献が求められたという面もありますが、
それでも今までできていたことができなくなっているという事実はあります。
そうなった原因としてはやはり酷使による疲労が原因でしょう。
プレイタイムとしてはラスと変わりありませんし、ラスがスーパーなこともあるので比較できませんが、
求められた役割の多さが疲労に影響したのかもしれません。
八村はオフェンス面ではトランジションで前を走り、ラスやビールのピックをし、
ディフェンス面では相手エースをマークし、リバウンド争いに参加するといった役割があります。
カメラ越しに見て感じるよりも、実際にかかった負担が大きかったのだと思います。
すでに次戦のOKC戦は欠場が決まっているので、思ったより怪我の具合が悪いのかもしれません。
不完全な状態で復帰するのではなく、しっかり治してから復帰してほしい限りです。
【代わりはベル?ベルタンス?】
直近のDET戦で八村が途中離脱してから代わりに出場したのは10日間契約のジョーダン・ベルでした。
ビールの下位互換だったタケシ(通称:ジェローム・ロビンソン)をウェイブした後に
ロスターにまた加わる形となりました。
1月に3試合だけ出たベルは、思っていたよりもディフェンス面が良くないと感じることも多く、
結構不安の方が大きかったです。
案の定、途中から出たベルはオフェンスではどこに居たらいいかわかっていない様子でフラフラし、
インサイドのスペースをなくしていて、ディフェンスではイングラムにいいようにされました。
ただこれは無策なスコブルが悪く、ベルにしっかりとした役割を説明していないのでは?と思います。
また、4番起用なのが問題で、ストレッチできないベルじゃインサイドにスペースがなくなるのも自然なことでした。
そうなるとスタートで起用されるのはベルタンス…?
ただ、ラスとビールの介護をしていたのがアブディアと八村だったので、
WASでも最下層のディフェンス能力しかないベルタンスをスタートにするとアブディアが過労で倒れてしまいます。
消去法でベルにしましょう。してください。
【個人的な采配】
正直レンはスタートで起用されるレベルじゃありません。
かといってロペスも体力的な問題があるので、
スタートはラス、ビール、アブディア、ベル、ガフォードにし、
控えからイシュorネト、ギャリ、ボンガorハッチソン、ベルタンス、ロペスorレン
でいいと思います。
ただやはりスコブルは3ガードを多用するので信用なりません。
ラス、イシュ、ネト、ベル、ロペス
のラインナップをDET戦で見たときは地獄みたいでした。
【追記】
記事を投稿しようと思っていたら忘れてしまい、次戦のOKC戦が行われてしまったので修正しました。
その辺も含めて追記します。
八村が欠場するとなって、OKC戦では誰が代わりに出るのかと思ったらネトでした。
…?
「最初からクライマックスだぜ」状態かつアブディアがPF?
これはひどい。
けどOKCもOKCで、SGAとドート、ホーフォードが欠場というタンク一直線な起用をし、
正直君たちは誰だい?と言いたいくらい知らない選手で溢れていました。
ジャスロビは頑張ってね。
何だか相手を嘗め腐っているのか、ディフェンスがまったく機能せず、3Pをポンポンと決められました。
これはラスがなぜかペイントエリアで止まっていて、マークマンがフリーで3Pラインにいるからです。
ハードワークとリーダーシップを発揮するべき選手がこれだともう手に負えません。
1Qを13点差で終えたのに、前半終わってみれば6点差まで詰められるという体たらくっぷり。
下位のチームに対して嘗め腐っている癖はなかなか直りませんね。
ただ今日はベンチメンバーの勢いが良く、ベルタンスを始め、ロペスとガフォードが効率よく得点して助けてくれました。
ベルタンス…21得点
ロペス…17得点
ガフォード…13得点
終わってみれば119-107と12点差で終えましたが、二度と見たくない試合でした。
特にこれまでチームを引っ張ってきたラスが集中力を欠いたようなプレーでTOVを8回も引き起こし、かつミスをしてもディフェンスに戻らないシーンも何度かありました。
こういったときにベンチに下げさせるHCがいればいいのですが、スコブルはラスやビールに甘いので、ベンチに戻したりはしません。
そういうプレーが容認されてしまっているカルチャーが問題なのですが、ここは来季HCが替わったときに期待したいです。
これからIND,CHI,TORわんちゃんCHAとプレイイントーナメントの座を争うことになります。
先述したようにスケジュール的にはWASは有利なので、下位のチームとの試合は絶対に取りこぼさないように頑張ってほしいです。