Game2の所感も書こうと思っていたのですが、あまりの酷さに書く気が起きませんでした。今回のGame3は書く気が起きたんか?と言われたら全然そうじゃないのですが、少しだけ変化があったので書いてみます。
前回は95-120と惨敗を喫しました。
試合をしっかりと見ずにハイライトだけで済ませたのですが、精神上それで良かったのかもしれません。
今回のスタメン
WAS:ラス、ビール、ベルタンス、八村、レン
PHI:シモンズ、カリー、グリーン、ハリス、エンビート
3ガードが通用しないとやっとわかったのか、フォワードを1人増やしたのですが、それでベルタンスを入れるあたりさすがスコブルって感じ。
けど3Pが入るベルタンスを入れることでスペーシングを図ったのだろうと必死にポジティブな面を絞り出します。
個人的にはハッチソンかギルがいいなぁと思っていました。
・前半
案の定出だしから全然PHIのオフェンスを止めることができませんでした。
エンビートに関しては1人で止められる選手はリーグでも5人といないと思うので、しょうがない部分もありますが、それでも選択肢を限定させて守りやすくするといった戦略はGame3になっても依然として無く、ゴール下から3Pまでと幅広くシュートを決められました。
ただ2ndユニットの時間帯になると、WASがリードする展開となり、イシュ神やガフォードが良い流れを作ってくれました。
ただそれでも1Qは28-36と劣勢だったのは変わりないです。
2Qになると思い出したかのように3ガードを再び起用し、WASクラを悩ませる時間をスコブルはしっかりと作ってくれました。
しかもガフォードは2Qわずか4分半で2ファールと課題のファールトラブルは直らず、ロペスもエンビートをまったく止められず、16点もエンビートに取られました。
WASが本来やりたいトランジションバスケを一方的にPHIにやられ、そのトランジションバスケでグリーンに3Pを立て続けに3本決められたのがこの試合のターニングポイントだった気がします。そのあと調子に乗って追加で1本打ちましたが外したのは内緒。
そして前半終了時、72-58と14点差もつけられてしまいました。
・後半
お互いスタメンに戻し、ラスの3Pから始まりますが、3Qではハリスに効率的にシュートを決められ、エンビートにも蹂躙されました。
ガフォードならわんちゃんエンビート止められないかなと思いましたが、シュートフェイクにはほぼ毎回引っかかり、横の動きにはついていけませんでした。来季の成長に期待しましょう。
3Q終了時には86-109と23点差にもなり、この時点でもうあきらめてました。
ただ4Qになってもラスとビールは半分も出て、ただ疲労を重ねただけでしたね。
途中からガベージタイムに入り、久々にボンガを見ました。
ただここでも出ないハッチソンとは?
最終的には103-133とまたしてもぼろ負けの結果に…。
・総括
3ガードをやめて代わりに出したのがベルタンスというWASの選択に、PHIは「え、いいの?」と言いそうなくらい単純なパス回しでディフェンスを崩壊させました。
3ガードはシモンズという規格外なガードではミスマッチが起こるので駄目っていう話なのに、ベルタンスが出たんじゃシモンズにつくのがラスやビールになりやすく、そうなったときはポストアップからペイント内だけで14点も取られました。
ラスやビールもディフェンスマインドがホームになって変わったかなと期待しましたが、トランジションではマークマンにつくのが遅れ、オフボールではまともにマークマンを見てやしないです。
2Qにエンビートのハイライトダンクがあって、八村が正面に居たにも関わらず避けたことに対してラスがすごい怒ってましたが、あれはどうしようもないし、むしろ今のラスにディフェンスのことは言えないんじゃ?とも思いました。
あと端的に3Pが入らなさすぎる。
いくら3Pは水物といっても、3試合で6.0/25.7の23.4%はPOチーム最下位です。
特にビールとベルタンスがひどく、低すぎました。
- ビール:3/20→15%
- ベルタンス:5/17→29.4%
逆に八村はアテンプトこそ少ないものの、FG%が59.1%で3P%は驚異の83.3%です。
重要な場面でも決めきっているので、どんどん打たせたいのですが何故かそういった機会や戦術は見られません。
ホームでもこんな試合をしてしまったので、おそらく次も普通に負けてスウィープされるでしょう。
せめて若手に経験を積ませたいので、ラスやビールはお休みでいいんじゃないでしょうか??