ウィザーズのお話

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主にワシントンウィザーズについて話すブログ

プレシーズン② vs NYK

前回は欠場者が多く、本当にお試し試合の感じで終わったWASですが、今回からKCPとアブディアが復帰するということで、だんだんとメンバーが完全体へと近づいてきました。
なお、八村はまだ合流せず、トマブラとウィンストンはベンチではしゃいでいます。

 

NYKは昨シーズンにまさかの4位フィニッシュで終わり、41勝31敗と大きく勝ち越しました。
残念ながらPOでは1stラウンドで敗退しましたが、久々のPO出場にNYKファンがお祭り騒ぎだったのは、他人事ながら見ていて嬉しかったですね。
そんなサプライズチームに、ケンバ・ウォーカーとエヴァン・フォーニエを格安で獲得し、ロスターのアップグレードに成功したので要注意チームです。

 

WASのスターティングメンバーは
ディンウィディー、ビール、KCP、クズマ、ガフォード
とさっそくKCPが先発起用されました。

 

対するNYKは
ウォーカー、フォーニエ、バレット、トッピン、ギブソン
とランドルが欠場していたので、代わりにトッピンが先発起用されました。

では見てみましょう。

 

前半


ボールムーブからディンウィディーの3Pで始まったWASのオフェンスですが、前回のようにスキップパスからの3Pは少なくなりました。
というのは、クズマがオープンで貰ってもシュートを打たず、フェイクから謎のドライブをし始め、そこからシュートを打つかと思いきやパスをするという謎の連続でした。
なんだかイマイチ役割がはっきりしないクズマで、長い目で見ていかなきゃいけなさそうです。

 

対するNYKはギブソンからのハンドオフや、パスの連続でWASのディフェンスを振り切り、3Pを連続して決めてきました。
うーん、できすぎな感じは否めないですが、昨シーズン3PAはリーグ27位だったチームがここまで戦術を変更してくるとは…。
まぁランドルいたらアイソもあるし、ここまでのボールムーブは無いだろうね。

 

2ndユニットの時間帯になると、アブディヤが復帰ながらも攻守にわたって光りました。
得点やアシストといった直接的な数字には出なかったものの、ボールムーブからのドライブや1on1でのディフェンスで良い流れを作っていましたね。
急にディープ3打ち始めたときは「めっ!!」と思いましたが。

 

NYKは2ndユニットでも3Pを打ち、ローズ、クイックリー、ノックスにボコボコにされました。
また、ルーキー?のシムズというセンターにもインサイドを荒らされ、身長の無いハレル相手にリバウンドを取りまくりました。
なお、ハレルも暴れた模様。

 

それにしてもベルタンスとハレルのインサイドコンビは不安しかなく、八村とトマブラが復帰するまで続くのかと思うと、胃が痛くなります。
ベルタンスはリバウンド弱いし、ハレルはリバウンド強いけどボックスアウトしないからデカいやつに普通に取られちゃう。
こういうときにロペスが恋しくなるんだよなぁ。

 

後半


3Pをバカスカ決められた割にはそこまで点差が開いてなくて、問題なのはWASの3Pが決まらなさすぎなことです。
結局31本打って5本しか決まらなかったのはやばすぎない?
誰か1人の不調くらいなら全然ありますが、チーム全体でここまで3Pの確率が悪いのは相当です。
特にクズマとベルタンスの確率が悪く、割とオープンで打てているのに決まらないので不安しかありません。
え?ビールも大して決まってないじゃないかって?
こまけえことはいいんだよ!

 

アンセルドは結構色んな組み合わせを試しているような感じがあり、今回は時間制限があって16分の出場に止まりましたが、アブディヤの評価は高そうな気がします。
ネトとホリデーが出ているときは3&Dに徹し、どちらかが下がったときにはハンドラーとしての役割を担っていました。
まだハレルとの連携が上手くいっておらず、TOVすることがありましたが、八村やトマブラとのP&Rが良かったアブディヤなので、ハレルと組めば2ndユニット相手なら粉砕できると思ってます。

 

とうとう20点差まで開いてしまった後半も、どちらも割と実践的なローテで試合運びをし、シーズンでの指標になりそうな感じでした。
これがシーズンでの本番だったらやばい展開だったのですが、プレシーズンなのでヨシヨシ。

 

最後はキャンプ契約組の時間帯になって終了しました。
とうとうキャンプ契約組はベンチに座ることすらできず、あと2試合でチームから去るのが濃厚な感じがプンプンしてきました。
これがNBAだぜ。
けどインサイドは欲しいぞ。

 

まとめ


いろんな人からディフェンス崩壊してるとか言われてましたが、個人的にはそこまでひどいものではないと思ってます。
だって3Pが決まってるだけだし、誰かも言ってましたがペイントエリアでの失点はそこまで多くありません。
ティールもチームで12回と多く、ダブルチームが活きてきている証拠ですし、コミュニケーションがとれてちゃんとクロージングできれば全体での失点も自ずと下がってくるでしょう。

 

逆に問題なのはオフェンスで、結局はビールがごり押しでシュートまで持っていくシーンが何度かあり、まだまだチームオフェンスとしての形づくりが上手くいっていないようです。
ここはプレシーズンなので、徐々にできてくればいいのですが、やはりクズマの消極的なシュートの打たなさが気になってしまいます。
打って外す分には全然問題ないのに、フェイクして打たず、クロージングしてきた相手にドライブor他の選手にパスのことが多く、なかなか積極性を見せていません。
あと2試合あるので、プレシーズンの間にも積極性が見られればいいなと思います。

 

また八村のチーム合流間近のニュースが気になってしょうがなかったです。
待ってたぜが半分、本当に大丈夫なのかが半分なので、喜んでいいのやら微妙な気分でした。
ただ、八村のインサイド寄りのPFはまさに求められていたポジションなので、シーズン開幕に間に合うなら期待したいところです。