ウィザーズのお話

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主にワシントンウィザーズについて話すブログ

シーズン1試合目 vs TOR

全敗のプレシーズンを終え、やっとシーズンが開幕しました!
アンセルド体制でのシステムや、新メンバーでのローテーションなど新しい面が多い今シーズンのWASには期待しかありません。

 

NBA側から日本人対決が望まれていそうな開幕戦でしたが、八村もワタナビーもいないので残念でしたね。
八村はまだ個人練習のみ参加ということなので、今月中の復帰は難しそうだ。

 

さて、プレシーズンでも戦ったTORとの再戦ですが、前回は5点差で負け、デッカーとフリンに計40点取られてボコボコにされましたね。
まぁプレシーズンなので勝敗は気にしてないものの、借りを返したいところです。

 

ただTORはホームがトロントへの復帰ということで、まるでプレイオフかのような盛り上がりを見せていました。
そりゃファンにとったらトロントが本当のホームだもんね。
新チームのWASにとっては厳しいアウェイでの試合になりそうです。

 

注目のスターティングメンバーは
WAS:ディンウィディー、ビール、KCP、クズマ、ガフォード
TOR:FVV、ドラギッチ、バーンズ、アヌノビー、アチウワ
でした。

 

シアカムがいないのはラッキーです。

では見てみましょう。

 

前半


1Qはビールだけでなく、ディンウィディーやクズマが早速仕事をしてくれました。
レイアップでのシュート成功率の高いディンウィディーは、ヘジテーションからのドライブが良く、アチウワをファールに誘ってからのエンドワンをしました。
なんだかウォールを思い出させるようなプレーです…。

 

ディフェンスはアウトサイドは良いのですが、どうしても前回同様、ガフォードがフィジカルでアチウワに押され気味でしたね。
スピードのあるアチウワはガフォードをぶち抜いてダンクを決めました。
この辺は成長してほしいところです。
ただアヌノビーにぶち抜かれたのをチェイスダウンブロックをかましたのはお見事でした。

 

2ndユニットのネト・アブディヤ・ハレルが入ると、ボールムーブが増え、オフェンスに流動性が生まれます。
ここはプレシーズンと同じですね。
アブディヤが入るとオフェンスに動きが出ます。

 

その少し後にホリデーとベルタンスが入って、これがとりあえずの控えユニットなのかなと思わせる組み合わせです。
ただホリデーのTOVが連続して起こり、やや不安にさせる感じでした笑
プレシーズンは結構よかったのに…。

 

ハレルが献身的なリムランなどで点差を広げ、26-18で1Qは終了。
WASがQを18点に抑えるなんて久々に見ました。
3Pが1/8だったので、もう少し3Pが入っていれば点差がついたのにな。

 

2QはホリデーがまたやらかしTOVをして少し点を詰められて交代させられました。
次頑張るんだぞ。
そうしてネト、ビール、アブディヤ、クズマが入ると一気に点差が離れました。
というかTORの3Pが全然入らないな。
12本も打ってるのに1本しか決まってない。
ある意味この確率の悪さに救われた部分もありました。

 

またTORのバーンズとアチウワが前半で3ファールしたのは大きかったです。
特にバーンズはアヌノビーと一緒に出ていると、ディフェンス強度がえげつなくて…。

 

ディフェンスの踏ん張りがあり、WASが一気にリードして57-37と前半で20点差もつけました。
ディフェンスに難のあったWASが前半を37点に抑える??
これは本当に現実なのか??

 

後半


すでに20点差もついているからか、TORホームは冷えっ冷えです。
しょうがないね、WASが強いんだもの。

 

途中から出たハレルが3Q暴れ、6分で10得点と3Q終了で計20得点を稼ぎました。
このモンスターっぷりはロペスを思い起こさせます。
タイプはまったく違いますが。

 

最後はカナダ出身のバントンがブザービートで3Pを決め、81-59と22点差で3Qを終えました。
うーん、それにしても3Qが終わっても60点以下に抑えるとは…。
お互い3P入ってないからね。しょうがない。

 

4Qになると怪しい雰囲気になり、5-0のランを食らってアンセルドは直ちにTOをとって流れを止めました。
ここがスコブルと違うところ。

 

ビールも劣勢なときに出たのに、颯爽とスコアリングしていきます。
こういうところがエースとして成長した気が。
まぁバーンズのファールはちょっと可哀そうだったけどね笑

 

それにしても3Qの最後からずっと出ているTORのバントンが良い動きをしていました。
背が大きいのにハンドリングもでき、ディフェンスも良かったです。
これを続けられたらワタナビーは今の立場が難しくなりそう。

 

10点差まで詰められたときは焦りましたが、
なんとか耐えきったWASは98-83で勝利しました。
4Qは17-24と散々でしたが、勝ちは勝ちです(ドンッ
初勝利でしたが、いろいろと課題の見えた試合でした。

 

まとめ


プレシーズンとは違い、主力が最後まで出ていた試合でしたが、
最大でもクズマの34:38と36分以内に抑えられています。
点差が開いていた時間があるとはいえ、アンセルドのプレイタイム管理は良いバランスでした。

 

また、ビールのシュートアテンプトが20本以下の19本で、昨シーズンは平均23本だったので負担は少し減ったのではと思います。
ディンウィディーやクズマ、ハレルと新加入組が全員2桁得点と、存在感を示せたのは非常に良かったです。

 

ただ、3Pがチームとして壊滅的で、5/27と18.5%でした。
TORも7/34の20.6%だったので、ボールかリングがヤバかったんだと勝手に思ってます。
お互いこんな壊滅的な試合もなかなか珍しい気もする。

 

4Qのクロージングが課題ですが、ここはだんだんと修正していけたらいいですね。
個人的にはキスパートの出番が無かったのが残念でした。
途中までの点差が残っていれば出れたのに…!

 

次はIND戦です。
開幕2連勝めざしてがんばってほしいです!
※なおこの記事はIND戦後に書いたので結果は知っている模様