ウィザーズのお話

ウィザーズのお話

主にワシントンウィザーズについて話すブログ

シーズン2試合目 vs IND

アウェイでの初戦を勝って迎えたホームでの開幕戦は、前回の試合で腰を負傷したビールが欠場となってしまいました。
大事には至っていないみたいで、次戦では復帰しそうな感じらしいので安心しました。

いや、けどニューヨーク州はワクチンしなきゃ出られないんじゃ…?

 

対するINDはルバートとウォーレンが欠場で、なんだか全員揃ったINDを久しく見てないような気がしますが、とりあえず応援しに来てくれた数少ないDCファンには勝利をお届けしたいところです。
HCが前DALのHCだったカーライルに替わったので、どうなったのか楽しみでもあります。

 

スターティングメンバーは
WAS:ディンウィディー、ホリデー、KCP、クズマ、ガフォード
IND:ブログトン、ドゥアルテ、ホリデー、ターナー、サボニス
でした。

 

前回の試合でやらかしの多かったホリデーがビールの代わりで出るようです。
オフェンスはあれだとしても、昨シーズンいたIND相手だし、ディフェンスは良いから起用されたのかもね。

 

INDはルーキーのドゥアルテをスタートで起用しています。
今年のドラフトで、WASが狙っていたうちの1人がドゥアルテだったので、サマリから活躍していたのを羨ましく思っていました…。
ルーキーだけど24歳の変わり種です。

では見てみましょう。

 

前半

お互いペースの早い展開からシュートを打ちまくります。
ビールのいない影響からか、ディンウィディーが積極的にシュートを狙う場面が多く見られ、それを高確率で決めてくれるので助かりました。
ビールと違ってドライブからレイアップまで行くのが特徴だね。

 

それにしてもINDのターナーとサボニスという2ビッグはWASの天敵で、八村がいないぶん、サボニスに良いようにやられてしまうことが多かったです。
ガフォードはフィジカルに来るインサイドに弱すぎるなぁ。
ターナーも合わせからのシュートを決めまくり、1Qだけで16点を決めました。

 

それにしてもブログトンやドゥアルテ、マコネルとパスの上手い選手が常にコートにいるので、昨シーズンよりもターナーが活きている印象です。
2ndユニットの時間帯に逆転され、32-36とINDのリードで1Qを終えました。
最後ディンウィディーがブザービートで3Pを決めましたが、これは今日のディンウィディー劇場の始まりに過ぎませんでした…。

 

そういえばキスパートは今シーズン初めての出場でした!
チーム内の序列だと後ろのほうなので、誰かが欠場しないとなかなか出番がなさそうですが頑張ってほしいですね。

 

2Qもサボニスをまったく止められず、9点差まで広がったところでアンセルドはTOを取りました。
P&Rだけでなく、P&Pでサボニスはアウトサイドからもシュートを打ってくるので、ハレル含め、WASのインサイド陣はなかなか対応できませんでした。
ここはシーズンを通して課題になりそうです。

 

今日のベルタンスガチャはSSRレアを引けたようで、3P2本立て続けに入れ、そのあとはギャリマシュから授かった妖怪3P乞食を成功させて、3本しっかりとフリースローを決めました。
ディフェンスでも穴になることはなく、かと言って長時間起用するわけでもないので、アンセルドの起用法ががっちりとハマっています。

 

お互いメンバーがスターティングメンバーに戻ると、WAS優位な展開となり、2Qは41-37と勝ち越し、前半を73-73と同点で終えました。

いやー、前の試合とは違って、今回は前半からハイスコアな試合展開となりました。
それは3Pの成功率がその要因の1つで、WASの3Pは10/13と76.9%、INDの3Pは10/17の58.8%とかなり高確率でした。
INDは特にオープンで打たせる状況を作るのが上手く、ドゥアルテの視野も広いので、なかなか厄介です。

 

後半

後半はスターティングメンバーと一緒なのですが、ガフォードが開始早々にファールし、その後もチャージングを取られ、4ファールとなってしまったのでハレルと交代させられました。
ガフォードのこういう癖は早く治してほしいです。
ただでさえインサイド少ないんだから…。

 

そしてKCPもこの3Qだけで3ファールをしてしまったのでアブディヤと交代しました。
最初は良いけど、ずっとKCPをSF起用していくのはちょっときつくない?
今日は特に2ビッグで来られてるわけだしさ。

 

ただ途中からネトが入るとネト神が降臨し、自分ではスコアリングをし、ヘルプが来たらハレルへとアシスト、速攻ではアンドワンと、縦横無尽に活躍しました。
なんとこの3Qだけで10点と、大爆発します。

 

キスパートもまた途中から出たのですが、ディフェンス面できついですね…。
ブログトンにはぶち抜かれ、ハレルとのコミュニケーションミスでターナーをフリーにしてファールをしてしまうミスをしてしまいます。
そのあとハレルがファールを貰ったときに、キスパートに時間差で怒っていたのはちょっと面白かったです。

 

最近なんだかディフェンスができないベルタンスを見ておらず、ドゥアルテを1on1で止め、そのあとはセットオフェンスから3Pを決めるなどカッコイイところしかありません。
どうした、ドーピングでもキメてきたか??

 

3Qは控え選手たちが躍動し、33-23と勝ち越し、106-96と10点差リードで終えました。
アブディヤが出ているときで+13と陰ながら貢献しています。

 

ただ4Qになると、形勢は逆転され、ベルタンスとハレルというインサイドターナーとサボニスに蹂躙されます。
開始2分でクズマとガフォードを戻して高さを出しますが、そうするとターナーがP&Pで3Pを決めてくるという悪夢。
きみ普段そんな3P打たないじゃん!ずるいよ!

 

そんなこんなで10点差あったリードはみるみる溶けてしまい、残り4分20秒でブログトンにシュートを決められて逆転されます。
今シーズンは4Qに弱いシーズンとなってしまうのか…?
残り1分55秒で6点差になったときは、正直負けも意識しましたが、なんとディンウィディーが立て続けに2本3Pを決めて同点にさせました。
最後のシュートもディンウィディーが担当し、なぜかまた3Pを打ったのですが、外してしまったので、今シーズン初のオーバータイムに突入しました。

 

オーバータイムはINDが最初に流れをつかみ、6点差までリードされてしまいます。
しかし、INDがディフェンス3秒をコールされたときにテクニカルを取られ、そこから流れが変わりました。


ディンウィディーからハレルへのアシスト、そしてディンウィディーがまたしても3Pと決めて同点にします。
残り35秒でディンウィディーから苦し紛れのパスを受け取ったベルタンスが、ステップバック3Pを決めて3点差リードにしました。
これぞ16mil、シェパードはウキウキしていることでしょう。

 

最後はファールゲームに持ち込まれましたが、なんとか決め、135-134で勝つことができました!
これで開幕2連勝です!

 

まとめ

ディンウィディーやベルタンスのシュートに救われ、なんとかオーバータイムでの接戦をものにしたWASは、開幕2連勝と波に乗っています。
今日の試合のリードスコアラーのディンウィディーで、その点数が34点と、ビール不在の影響を感じさせない働きでした。


また、ベンチポイントがすさまじく、チームであげた135点中53点がベンチポイントです。
ネト、ベルタンス、ハレルという途中出場の選手が活躍したので、こういった接戦ができたのではと思います。

 

個人的な今回のMVPはネトで、今日の試合ではディンウィディー以外の選手はなかなかドライブでリムアタックできる選手がいませんでした。
リムアタックしないオフェンスが続くと、普通相手はアウトサイドをメインに守るようになり、ヘルプポジションをあまり深く取らないようになります。
そこでネトは果敢にもドライブでリムアタックを繰り返し、行ける時は自分で得点し、ヘルプが寄ってきたときはキックアウトでボールムーブを促す働きをしました。

あとはディフェンスでフロッピングしなくなれば言うことなしですが、ここはKCPあたりに怒られてほしいところですね。
ブログトンはネトにマークされた瞬間、積極的にドライブしてネトを吹っ飛ばしてたので…。

 

ただ、今回の試合ではターナーとサボニスに良いようにやられてしまったのが課題です。
中から外まで、幅広く高確率でシュートを決められ、その2人だけで68点も取られてしまいました。
確かにサボニスはだいたい20点越えするのでいいのですが、ターナーにここまでやられるのはさすがにダメでした。
というのも、INDのガード陣のP&RやP&Pが上手く、WASの面々は全くと言っていいほど対応できずに、ターナーにフリーでシュートを決め続けられてしまったからです。
ここは八村が復帰すればある程度マシにはなると思いますが、さすがにガフォードとハレルだけのインサイドでは心もとないので、トマブラ復帰までに誰か欲しいんですけど、ロスターに空きがないので無理なんでしょうね…。
アンセルドの修正力に期待です。

 

次はアウェイでのBKN戦です。
ビールが復帰するかどうかわかりませんが、優勝候補筆頭のBKNに勝つことができれば、今シーズン期待してもいいのではないでしょうか!?
KCPがハーデンを抑え、クズマがKDを抑えることができれば余裕ですね。
久々に開幕からの連勝を見せ続けてほしい…。