ウィザーズのお話

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主にワシントンウィザーズについて話すブログ

シーズン4試合目 vs BOS

昨シーズンやオフシーズンには、ビールと仲良しのテイタムがいるからか、BOSとのトレードの噂が絶えませんでした。
パッケージ的にはスマートとブラウンみたいな感じが多く、なかなか魅力的なものだったのですが、結局トレードはありませんでしたね。

 

そんなBOSも、WASと同様にHCが替わりましたね。

ティーブンスからウドカになり、新チームとしてスタートしました。
BOSは前回のCHA戦でOTの末に勝利し、テイタムが41点でブラウンが30点と大爆発したようです。
年々と恐ろしいフォワードコンビになっている2人ですが、こちらには今シーズンDPOYを受賞する予定のKCPとクズマがいるので、どこまで抑えることができるのか楽しみです。

 

スターティングメンバーは
WAS:ディンウィディー、ビール、KCP、クズマ、ガフォード
BOS:スマート、ブラウン、テイタム、ホーフォード、ウィリアムス
とWASはいつも通りのメンバーです。

 

BOSはホーフォードとウィリアムスを並べる2Bigにしてきました。

 

では見てみましょう。

 

前半

出だしはお互いシュートの決まらない展開でした。
というかディフェンスが固いですね。
特にクズマがブラウンを抑えて、逆にクズマはホーフォードに抑えられてしまうという。

 

ビールは積極的にガフォードをピックで使い、ビッグマン相手にミスマッチでアイソを仕掛けますが、ほとんどシュートは決まりませんでした。
3Pの調子はどこに置いてきてしまったのか…。
ボールのメーカーが替わったのも大きいのかもしれませんね。

 

なんか知らんけど、アブディヤを狙って仕掛けてくることが多いのですが、
もしかしてアブディヤのディフェンスが良いこと知らないな??
スマートは完全に止められてたし。

 

時折映るギルの服装が白の半そでTシャツにベージュのパンツという休日のお父さんスタイルが地味にツボります。

 

2ndユニットの時間帯になると、WASに分があり、1Qを24-19と5点差をつけて終えました。
スタメンとベンチポイントが12点ずつとバランスが非常に良いです。

 

2Qになると、Jrichと替わって出てきたシュルーダーに点を取られまくります。
なんと2Qだけで15点と大暴れ。
ただWASのオフェンスも止まることなく、ハレルを中心として攻めまくります。
BOSにいるジャバリ・パーカーの影響が大きく、パーカーはまったくディフェンスで貢献できない選手なので、そこを中心にハレルやガフォードは上からポンっとシュートするだけでした。

 

ただ残り3分に、ガフォードがパスをカットしようと突っ込んだ際、ブラウンと接触をして負傷してしまいます。
膝をおさえてうずくまり、一人では移動できないくらいのダメージを受けたらしく、それから復帰できませんでした。
大事に至っていないといいのですが、これで欠場が続くと、ただでさえ薄いインサイドの層がさらに薄く…。
どうしてWASのインサイドはケガが多いん??

 

そこからは1分ちょっとしか休んでないハレルが戻って大暴れするというアニマルっぷりを見せ、
38-33と2Qを勝ち越し、前半を62-52と10点差つけて終えました。
2Q最後にはビールがどフリーのシュートを外すというシャクティンを披露する珍しいシーンもありましたね。

 

後半

3Qではなんとかブラウンは止めることはできているのですが、テイタムを全然止めることができず、得点を量産されてしまいます。
逆にWASのオフェンスは停滞し、単調なハーフコートオフェンスが続いてしまいました。
ピックしてくれるガフォードのいない影響のように感じます。

 

13点差まで広げてから、残り5分でベルタンスをセンターとするスモールラインナップを起用しますが、これが大誤算でした。
BOSもグラントのほうのウィリアムスをセンターとするスモールラインナップでしたが、ベルタンスとはフィジカルに雲泥の差があり、屈強なウィリアムスをベルタンスは守れません。
リバウンドは取られるわ押し込まれるわ走られるわでどんどん点差を縮められてしまいます。

 

アンセルドは堪らずハレルを戻して、しっかり対応できる形にしたのですが、なかなか流れを断ち切ることができず、1点差まで詰められてしましました。
ただ、こういうとき頼りになるのがディンウィディーで、アイソでしっかり3Pを決めるなどで簡単に逆転を許しません。
見てるか、ビール。これがエースやぞ。

 

なんとかしのいだWASは87-86と1点リードで3Qを終えます。
ただ3Qは25-34とボコボコでした。

 

4Qは一進一退の連続で、ガフォードがいない今、ハレルを引かせることができず、12分フルで出させるという酷使っぷりをアンセルドは見せました。
しょうがないんだけどね。怪我しそうで怖いです。

 

ここでホリデーとアブディヤと若手が奮闘してくれ、堅実に点を取ってくれました。
アブディヤはアンドワンに出来そうなシュートを落としてクズマに頭グワシってやられたシーンは尊い

 

7-0のランをくらって3点差までつめられたWASでしたが、ディンウィディーが冷静にシュルーダーをカモにするなどで得点を重ね、最後はファールゲームで試合終了。
4Qは29-21とし、結果は116-107で勝利しました!

 

まとめ

またしても勝ってしまった…。

強いって罪よね。

 

ガフォードが負傷して退場になったときはどうなることかと思いましたが、ハレルの奮闘でなんとかなりました。

そんなハレルはチーム最長の38分のプレイタイムで、25点11リバウンドFG%76.9%という圧倒的数字をたたき出しました。

いやーハレル様様です。

 

ただ次の日にはATL戦が控えており、コリンズやカペラどうすんべ状態のWASはどうするのでしょうか?

ガフォードが軽傷だとしても試合に出すのはリスキー過ぎるし、かといってハレルをまた38分使うのも怖い。

けどベルタンスをセンターにしたスモールラインナップは壊滅的という八方ふさがり。

 

八村ー!トマブラー!

早く帰ってきてくれー!