なかなか忙しくて試合をちゃんと見れていない今日この頃…。
全試合感想を書こうと意気込みつつ、10試合ともたずに終わってしまいそうです。
今回は、とりあえず好調なWASについて、10月の7試合では昨シーズンと比べてどうなのかというところで見ていきたいと思います。
ロスターの大半が替わり、フロントも同様に刷新された新生WASが新シーズンを好調に過ごしていて、ここまで7試合を終えて5勝2敗と勝ち越し、サプライズチームの1つとなっています。
だいたいの新チームはケミストリーの構築に時間がかかってなかなか勝てないイメージがありますが、なぜWASはこうして勝っているのかを考えてみました。
あくまでも素人が思って書いているだけなので、気軽に見てください。(予防線をべったりと張る)
アンセルフィッシュなロールプレイヤー
ロスターが替わって苦戦しているチームの1つに、BKNやLALが挙げられます。
こうしたチームの特徴は、オールスタープレイヤーが移籍して集まったことです。
今まで自分を中心に戦術やロスターを組まれていた選手が、違うチームでは序列が変わり、そうした違いに適応する時間がかかるために試合で苦戦するといったことがあります。
ただ、今ロスターを大きく替えても上手くいっているチームは、MIAやCHI、それこそWASがいて、そうしたチームの特徴はロールプレイヤーが集まったことです。
MIA:ラウリー、PJタッカー、モリスなど
CHI:ロンゾ、デローザン、カルーソなど
WAS:ディンウィディー、KCP、ホリデー、クズマ、ハレル
まぁオールスタープレイヤーのラウリーやデローザンをロールプレイヤーと呼ぶのは少し違いますが、その選手がチームに適応できないレベルのセルフィッシュさを持っていないという意味でロールプレイヤーに含んでいます。
おや、元TOR同士じゃないか。
あくまでHCの立てる戦術に選手が上手く適応して、それが功を奏しているチームがこの3チームなんじゃないかと思っています。
WASは元LAL組が優秀だしね。
ペースとディフェンス
昨シーズンまでのスコブルWASは、とにかく試合のペースを上げ、殴られたら殴り返すスタイルで戦ってきました。
ウォールがいたときのペースはリーグでも遅いほうだったのですが、ウォールが離脱してからはそんなスタイルに変わってしまいましたね。
昨シーズンは104.1とリーグ1位の早さで試合を展開していましたが、今シーズンは99.0(リーグ23位)にまで落として試合を進めています。
トランジションバスケではなく、あくまでディフェンスで相手のペースを落とさせ、オフェンスでもオフボールスクリーンを活かしてじっくり攻めています。
また、被3Pについても改善があったようです。
昨シーズンもそこまで打たれていたわけでもないのですが、今シーズンは
被3PM:9.0本 → 1位
被3PA:30.4本 → 2位
被3P%:29.6% → 2位
と抑えています。
ただこれはBOS戦でBOSがオープンのシュートでもポロポロと落とし続けて、チームで2/26の7.7%とかいうグロスタッツを残した影響もあると思います。
まぁ試合見ていればコミュニケーションミスでクローズアウトできてないこととかわかるしね。
逆にペイント内での得点はどうなのかと見てみると、
被2PM:32.3本 → 30位
被2PA:62.6本 → 30位
被2P%:51.6% → 16位
とめちゃめちゃ打たせていて、めちゃめちゃ決められているにも関わらず、確率としてはそこまで悪くはない数字となっていました。
ガフォードがいて簡単に打たせていないし、ハレルのときはクズマやアブディヤなどのフォワード陣がしっかり付いていってコンタクトしてるからね。
それでもファール数はそこまで多くはないし、その結果としてフリースローも22.1回とリーグで24番目に少ない回数しか与えていないので、ロースコアな試合運びをしています。
結果
こうしたロールプレイヤーたちの献身的な働きや、アンセルドHCの戦術の結果
平均得点:112.4点 → 6位
平均失点:109.9点 → 17位
ORtg:108.8 → 10位
DRtg:106.3 → 11位
と強かった時のWASみたいな成績を残しています。
だんだんとチームのスカウティングが進み、各チームがWASを攻略してきますが、同時にWASはケミストリーが出来上がってきて強くなると思うので、これから期待しかないですね!
しかもまだ八村やトマブラの復帰を控えているので、さらなる進化の可能性もあるので、じっくりと応援していきたいと思います。
ただ毎年恒例の野戦病院が開業しているので、コンディション維持には気を付けてほしいところ…。