ウィザーズのお話

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主にワシントンウィザーズについて話すブログ

シーズン9試合目 vs MEM

前回、前々回とATLとTORに連敗をしてしまったWASは、3連敗はしたくない一心です。今回は今シーズン初めてウェストのチームと初のマッチでした。


相手はMEMなのですが、3シーズン前のコンリー&ガソル時代のMEMに勝ったのを最後に、モラントが入団してからのMEMには4戦4敗と1回も勝っておらず、MEMに対しては苦手意識があります。
ただ、今回は運が良く、エースキラーディフェンダーであるディロン・ブルックスが欠場していて、ビールへの負担は今までよりかは無いのかなと思います。

 

今回の試合のスターティングメンバーは
WAS:ディンウィディー、ビール、KCP、クズマ、ガフォード
MEM:モラント、メルトン、ベイン、JJJ、アダムス
でした。

 

MEMはカイル・アンダーソンをスタートで起用せず、3ガードで来るようです。
WASは前回の試合で腕のケガをしてしまい途中欠場したクズマでしたが、復活しました。
ただベルタンスは出られず、1番厚かったPFの層は消え去りました。

トッドはGリーグの開幕戦でいなかったので…。

 

まとめ

WASは試合の最初から、ペイント内得点のリーグ上位に位置するモラントを警戒し、KCPがマークすることで簡単にはドライブに行かせないようにしていて、ドライブされてもヘルプですぐに対処し、シュートを打たれても効率よく得点されませんでした。
また、ガフォードのリムプロテクトも活き、ブロック数は試合全体で2回だったものの、プレッシャーをかなり与えていましたね。

 

MEMに対してのディフェンスがきっちりハマり、1Qは35-31とMEMに31点取られましたが、2Qを25-16と16点に抑え、前半を47点とロースコアにすることができました。
対するWASのFG%は59.5%で、3P%が50%とかなり高確率でシュートが決まり、前半に60点取ったことで、60-47と13点ものリードを得ることができました。
なぜかKCPとクズマはお互いのスタッツに引っ張られる感じがあり、どっちかが良いと両方良くなるみたいな現象があるけどなんなんでしょうね?

 

後半の3Qにはモラントがフル出場でなんとか13点のビハインドを埋めようと奮闘しましたが、WASの「モラントにはなにもさせない作戦」が功を奏し、FGを1/6に抑えました。
他の選手にはそこまでマークしておらず、オープンで3Pを打たれてしまうことはありましたが、MEMの3Pはほぼ入らず、チームの3Pが1/11といつぞやのBOSみたいな入らなさを見せていました。
特にWASがクローズアウトしてプレッシャーがあるとかそういう訳じゃないのですが、なぜか外してくれるのは助かります。

 

そして3Qは2ndユニットの活躍が光り、ネト・ホリデー・ハレルの3人のシュートが全部入り、計16点を記録します。
特にネトはシュートだけでなく、アシストもあり、MEMのディフェンスが崩壊していたのもありますが、縦横無尽に駆け巡っていました。

 

3Q終了時点で91-68と、WASの23点リードで終わったので、モラントは4Qには出てきませんでした。
4Qも開始2分でJJJやベインも下がり、ガベージタイムへと突入しましたね。
ただWASにはガベージタイムに入っても、欠場者が多すぎてガベージ要員がいないという現状なので、アブディヤやホリデーはフル出場でした。
こういうときにアブディヤのハンドラーを育成してほしいのに、してなかったのが残念。

 

結果、115-87と大勝利を収めたWAS。
やっとMEMには勝てない呪いに打ち勝つことができました。
しかもWASは誰もプレイタイムが30分にいってないので、疲労も抑えることができたのが良かったです。

 

出場した10人中7人が2桁得点と、バランスよく得点することができました。
また、チームで1番アテンプトの多かったビールでも12本なので、この調子で続けていって欲しいです。

ただ3Pはまだ調子が出ていないので、早いとこボールにアジャストしてほしい。

 

対するMEMは
モラント:11点(4/17) FG%=23.5%
JJJ:13点(4/14) FG%=28.6%
とエース2人を完封しました。

 

前半はJJJに好きにされ、13点も取られてしまいましたが、後半にはアブディヤがマークすることで後半を0点に抑えることができました。
アブディヤのディフェンス面での向上がすごい今日この頃…。
ただシュートは決まらないわ、フリースローも入らないわでオフェンス面での貢献は今一つです。

 

次戦は欠場者が多いMIL相手なので、この流れで勝ちたいですね。

八村はいつ頃復帰なのでしょうか…。