ウィザーズのお話

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主にワシントンウィザーズについて話すブログ

シーズン49試合目 vs MEM

久々にリアタイできるので、試合ログも書いてみようと思った次第です。
ただ、最近の試合が酷いらしく、果たして見る意味はあるのか…?という疑問はあります。

 

前回はMEM相手に快勝したWASですが、下降線を辿るWASとは逆で、MEMはどんどんとチーム成績を上げて、今やウェスト3位だそうです。
モラントがオールスターのスターティングメンバーにも選ばれるし、勢いのあるチーム相手にどこまでできるかがカギになってきます。期待はしてません。

 

MEMは前回同様、ブルックスが欠場のようで、ビールは相手にタフなディフェンダーがいない分、得点面で頑張ってほしいところです。

 

今回のスターティングメンバーは
WAS:ディンウィディー、ビール、KCP、クズマ、トマブラ
MEM:モラント、ベイン、コンチャー、JJJ、アダムス
です。


久々にトマブラがスタメン復帰なようですが、リムプロテクト大丈夫か?と早速不安にさせてくるアンセルドでした。

では見てみましょう。

 

前半
フィジカルの強いアダムスの対策として、トマブラを起用したのかな?と思いましたが、モラントがいるのにリムプロテクターがいないというのはやはり自殺行為でした。
しかもアダムスのフィジカルにトマブラも対応できず、オフェンスリバウンドを取られまくりました。
なんとアダムスに1Qだけで6回もオフェンスリバウンドを取られるという体たらくで、セカンドチャンスを与えまくる結果に…。

 

しかもいつまで経っても辞めない3ガードは攻守にわたって機能せず、モラントにはペイントアタックされ、JJJにはポストアタックされてディフェンスはぐちゃぐちゃにされてしまいました。
しばらく見ない間にスタメンはものすごく悪くなったようですね。
しかもディフェンスのできないトマブラは、オフェンスでも存在感を示すことができず、良いとこ無しって感じです。

 

WAS生え抜きの八村、アブディヤ、キスパートの3人とハレルという2ndユニットが奮闘しますが、最初につけられた点差はなかなか縮められず、1Qを15-30という結果で終えます。
なんだかもう観る気がしなくなってきたぞ。

 

2Qは、モラントのいない間になんとか点差を縮めたいWASでしたが、MEMのメルトンとクラークにやられ放題で、残り半分で戻ってきたモラントにもボコボコにされました。


ただ、JJJに関しては八村はよく守っており、フィジカルで負けない強さを見せてくれました。
やっぱり1~5番まで守れるのは嘘だよ。
けどフォワード相手には良い守り方ができるのは本当です。

 

スタメンが徐々に戻ってきますが、もうちょっとWAS生え抜き若手たちのラインナップを見たかった側としては、ちょっと残念な気持ちになってしまったのは内緒です。

 

うーん、結局点差は広がってしまい、前半を41-63と22点差になってしまいました。
ビールは全然シュート入らないし、前半7アシストといってもFGが1/9と酷い結果なので、よくそれでチームメイト批判できるなって感じでしたね。

 

後半
すでにほとんど観る気を失ってしまったので、若干流し見の感じで観てました。
だってモラントに対して守り方を一切変える気がなく、試合後のインタビューでクズマが「ドロップは意味なかったからスイッチにしたよ」って言ってましたけど、とてもじゃないけど守れたとは言えないレベルのディフェンスでした。

 

まぁモラントが3P%がそこまで高くないので、ドライブを警戒して若干離して守るのは理解できますが、それでもハレルはチェックに行けないくらいの間合いで守っていたので、「打つよ?来ないの?」って感じでモラントには普通に3Pを決められました。
あそこまで離したらだいたいの選手は決められるよ。
うちの選手はオープンでも外すけど。

 

スロースターターなクズマやようやく目が覚めたのか、後半から得点を重ね始め、3Qだけで11点も決めました。
八村をスタートにしてクズマをベンチだなんて声もありましたが、たぶんクズマは長く使わないと結果が出てこない選手なのかなって思うので、スタートのほうが良さそうですね。

 

3Qを31-24とし、72-87と15点差まで縮めました。

これはWAS伝統芸の1桁点差まで縮めて、あたかも惜しかったね!感を出すやつになりそうな気がします。

 

4Qになって、ちょっと驚きの出来事が発生。
なんとここ数試合干されていたホリデーが起用されました。
てっきりトレードに出すからもうTDL付近まで試合には出ないもんだと思ってましたが、なにかトレードの話が破断にでもなったのでしょうか?

 

そんなホリデーはいつどこでも頑張るマンなので、初っ端からドライブでアンドワンするというパッションを見せてくれます。
こういう選手はハードワークのチームカルチャーには欠かせない選手なので、ぜひWASに残してほしいのですが、シェパードはどうするんでしょうか。

 

まぁそれ以外は特筆すべきこともなく、普通にブローアウトされて終わりです。
4Qを23-28とし、最終スコアは95-115と20点もの差をつけられて負けました。

 

まとめ
トマブラをスタートCとして起用するのはわかりますが、ガフォードは一切出番がありませんでした。
これにはWASクラだけでなく、現地記者も疑問を持っていたようで、試合後のインタビューで質問したそうです。
その回答としては、「今後はトマブラとハレルの2人ローテで回していく」とのことでしたが、おそらくTDLに向けて今シーズンで契約の切れる2人のどちらを残すのかの選別でしょうね。

 

まぁそのおかげでモラントへのプレッシャーをかけられず、アダムスにはオフェンスリバウンドを取られまくる結果になったんだから、今日の負けはフロントのせいだよねって言っても許されないかしら?
それ以外の要素もあるけど、前回はガフォードが出てて、モラントを11点に抑えられたんだからそう思っちゃいます。

 

それにしてもアンセルドの采配については一向に改善されませんね。
通用しない3ガードを常用し、必ずと言っていいほどKCPとクズマを同時起用させてきます。
この2人を活かすには、レブロン並の視野とパスセンス、ディフェンスを引き寄せるオフェンス能力があってこその話です。
もしくはヨキッチみたいなポイントセンター的な感じかな。


今回12アシストを記録したビールですが、とてもじゃないけどそんなレベルではないし、ダブルチームにめっぽう弱いので、KCPとクズマの起用とはマッチしてないんじゃないかって思います。

 

また、ビールがいると萎縮してしまうディンウィディーもダメダメで、ただこれは試合後のインタビューで悲しい事実が判明したので、そうなっちゃうのも仕方ないのかなって思ってしまいました。
それはチームでリーダーシップを発揮しようと思ったら、それを歓迎されなかったということです。


チームリーダーになれないビールなので、そういった役割を担ってくれる存在がWASには必要なのですが、まさかそんな事態になっていたとは思いもしませんでした。

そういった事実があるだけでなく、公のインタビューで言ってしまうほどのチーム内の雰囲気の悪さがあることが判明してしまったことで、今後のTDLに向けてディンウィディーがトレード要求してもおかしくないでしょうね。
ディンウィディーに対してそんなこと言えそうなのはビー…うわ、何するやめろ

 

シェパードは良いやつを集めたがる傾向にあるので、そんな雰囲気を作り出した可能性のあるビールはどうなってしまうのか…?
SMAXかトレードかで悩んでいた筆者ですが、この件でビールには別のチームで頑張ってほしい欲が半分くらい占めてきてしまいました。