ウィザーズのお話

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主にワシントンウィザーズについて話すブログ

WASのTDL結果

2/11の5時がTDLなので、祝日ということもありリアタイ?することにしました。

今はTwitterで情報を発信してくれるからありがたいよね。

 

2/11の0時になり、いよいよか…?となりましたが、なかなかトレードの情報は出ず、ハーデンとシモンズのトレード交渉が難航してるよってことしかありませんでした。

ただ、SACなどの4角トレードを皮切りに、続々とトレード情報が流れてきました。

そんな中、いつまで経ってもWASの情報は出てこず、もしかしてこのままなのか…?と不安に思っていたら、4時半ごろにやっと情報が流れてきました。

1つずつ見ていきましょう。

 

①CHAとのトレード

WAS:モントレズ・ハレル

CHA:イシュ・スミス、ヴァーノン・キャリー、2巡目指名権

 

シーズン前半の大躍進の立役者であったハレルを放出しました。

6thマンとしてオフェンスに大きく貢献しましたが、KCPとのイザコザ事件を筆頭に、ロッカールームでの雰囲気を悪くしていた原因なのでは?と思わせるような感じが終盤に見て取られました。

ディンウィディーがリーダーシップを取るのに反対したのはハレルなんじゃないか説もありましたね。

そんな性格面だけでなく、やはりディフェンス面でアンダーサイズなセンターは起用に困る部分もあり、再契約も難しいと判断され、放出されました。

 

そんなハレルで獲ったのは、昨シーズンにWASにいたイシュ神です。

・ハンドラーいない

・ベテランいない

そんな問題を一気に解決できる存在なので、獲得できないかなぁと思ってはいましたが、本当に獲得できるとは思ってもみませんでした。

イシュは来シーズンまで契約が残っているので、いいトレードです。

 

そのイシュだけではサラリーが合わないので、サラリー調整でついてきたのがヴァーノン・キャリーです。

正直カイ・ジョーンズが良かったなぁと思いましたが、インサイド不足なので文句は言わないでおきましょう。

デューク大学出身のキャリーは、206cmの122kgとWASのロスターで最も重い選手です。

2020年に2巡目32位で指名されましたが、あまり出番は貰えていなかったようなので、情報があまりありません。

まだ20歳と若いので、これからに期待ですね。

 

②PHXとのトレード

WAS:アーロン・ホリデー

PHX:金銭

 

ちょっとこれは正直納得いっていません。

今シーズンで契約の切れるホリデーは4milというトレードしやすいサラリーだったので、ネイダーとかの選手を貰えるものだと思っていました。

ただ、ホリデーをトレードしたという情報だけで時間が経ち、しばらくして金銭でのトレードだということがわかりました。

 

ガベージタイムでの起用だろうが、常に全力でプレーするホリデーの存在はありがたかったので、それをPHXでも発揮してくれることに期待しています。

なんならWASにいた選手がリングを取るなんてことは滅多にないので、今シーズンのPHXに期待しましょう。

 

③DALとのトレード

WAS:スペンサー・ディンウィディー、ダービス・ベルターンス

DAL:クリスタプス・ポルジンギス、2巡目指名権

 

まさかの出来事が起きてしまいました。

誰もがベルタンスのトレードなんて不可能だと思っていたし、WAS側が1巡目指名権を出さないとしてくれないだろうと思っていたのは普通でしょう。

それがなんとオールスターレベルのポルジンギスを獲得できるだけでなく、こちらは若手&指名権を出さないというミラクルマジックです。

なんならこちらが2巡目とは言え、指名権貰っちゃっていいんですか…?と聞きたくなるレベルで信じられない内容でのトレードとなりました。

 

ディンウィディーはビールとの相性が悪く、最近のビール不在の試合でもインパクトを残すような活躍はありませんでした。

怪我明け1年目と考えれば悪くない動きだったと思いますが、時期が時期なだけにタイミングが悪かったですね。

DALではドンチッチやブランソンに次ぐガードとして起用されるでしょう。

プレッシャーから解放されたディンウィディーが本来の姿に戻れるか楽しみです。

 

ベルタンスはマヒンミに次ぐ16milキャラとしてWASにいましたが、今シーズンはいよいよネタにならないくらい目立った活躍がありませんでした。

弱点だったディフェンスは若干の改善を見せ、3P%も徐々にビッグマンシューターの姿を取り戻しつつありました。

しかし、怪我が多く、フォワードの層が厚かったがために、TDL付近はほとんど出番がなかったのが残念です。

なによりベルタンスを活かせるパサーの存在がディンウィディーくらいしかいなかったので、パスが回ってきませんでしたね。

DALに行けばドンチッチやブランソン、そしてディンウィディーがいるので、出番さえあれば貢献できる気がします。

ディフェンスはわかりません。

 

サラリー的な話で言えば、

ディンウィディー:3年43mil

ベルタンス:4年65mil

の契約を放棄できたのは、これからの補強に大きく影響します。

獲得したポルジンギスは3年100mil(最終年PO)なので、オールスターレベルにまでフィットすれば儲けものです。

今シーズン駄目だったときも、オフに若手コア以外で他のオールスターレベルの選手との交渉で使えるので、どっちにしても良かったと思います。

 

リムプロテクトに優れ、ストレッチもできるビッグマンはトマブラとガフォードの良いとこ取りなので、フィットしないはずがありません。

ただ怪我の具合がどうなのか読めず、ここ何年かは欠場が多いので、その辺をメディカルスタッフに頑張ってほしいですね。

あんまりWASのメディカルスタッフは信用してないんですけど…。

 

まとめ

FAとかの失態を毎回トレードで挽回するシェパードでした。

ただ、FAで珍しくWASに来たいと言ってくれていたディンウィディーをあっさり放出してしまったのは、これからのFAに大きく影響してきそうです。

まぁもともと人気ないからいいっしょ精神で放出したのかもしれません。

 

これでロスター

イシュ、ネト、ウィンストン

KCP、アヤイ、(ビール)

キスパート、アブディヤ

クズマ、八村、ギル

トマブラ、ガフォード、キャリー、(ポルジンギス)

となりました。

 

またしてもガード不足&フォワード過多なのが辛いところですが、これで今シーズンは戦っていくことになります。

正直POなんてぶっちゃけ無理じゃない?とか思ってきましたが、ここは若手の育成兼チーム戦術の向上を目標に頑張ってほしいです。

とりあえずアンセルドは3ガード止めてくれればオッケーです。