ウィザーズのお話

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主にワシントンウィザーズについて話すブログ

WASメンバーで狙われそうな選手

現在イーストではMIA-BOSがCFで戦っており、ウェストではGSW-DALがCFで戦っています。今シーズンはなにかとサプライズ的な要素や、運が悪い要素もあったりして、予想しにくいPOとなっているようです。

 

そしてドラフトのロッタリーが終わり、指名権を得たチームは誰を指名するか迷い、POで負けたチームはロスターの編成をどうしようかと迷っているところでしょう。
そんな中、WASはというと、ビールが再契約するのかどうかといった大問題がつきまとっています。


どちらにせよ、大きく動くことには変わりないので、非常にドキドキしているのですが、それとは別にWASのメンバーで需要のありそうな選手はトレード交渉されていそうな気もしています。
どんな選手がされていそうなのか、個人的なイメージで書いていきます。

 

KCP
なんといってもKCPは、「WASでトレードされてしまいそうランキング」ではぶっちぎりの1位でしょう。


①来シーズンで契約が切れる
②14milと安価な契約
③役割を絞れば優勝経験のある優秀な3&D
あれ、ステータスだけ見たらめちゃめちゃ良い選手じゃん…。
どうしてダンシングKCPなんてしてたんだ…?

 

LALクラもKCPを含むメンバーをトレードで放出してしまったことをかなり悔やんでいるようで、もう一回ラスとトレードせんか?と言わんばかりの感じを出していました。

そんなKCPを求めているチームはたくさんあるでしょうが、少し絞って考えてみましょう。

 

①ATL
昨シーズンにCFまで行ったATLでしたが、今シーズンはPO1回戦でMIAに負けて散りました。
カペラの不在など運の悪い要素はあったものの、ヤングを攻守で支えられる選手がなぜかいなかったことが影響していたようです。
コリンズが頑張ってほしかったのですが、平均2桁得点すら行かなかったのは残念でしたね。

 

現在SG枠として、来シーズンまで契約が残っているのはハーターとボグダノビッチです。
2人ともシューター系ですが、ディフェンス能力があるとは言い難い選手です。
相手からしたらATLのバックコート陣は攻めやすいので、ここのポジションはアップグレードするべきだとフロントは絶対考えているでしょう。

 

そうなるとKCPはベストマッチで、サラリー的にも2人は合わせやすい契約となっています。
ただハーターは2025-26シーズンまで契約が残っているし、徐々にサラリーが上がっていくものとなっているので、WASはビールもいるし、ハーターでは納得しないと思います。
そのため、WAS的にはボグダノビッチになるのですが、それだとサラリーが合わないので誰か+αで付ける必要があります。
仮にトレードが行われるとしたらこうなるかもしれません。

 

WAS:KCP、キャリーorトッド

ATL:ボグダノビッチ

 

ATLはヤングのディフェンスでの負担を減らせるディフェンダーの獲得ができ、もう1人がキャリーの場合はカペラとオコングに次ぐ3rdセンターとしての選手を安価で獲得できます。トッドは知らん。


WASはベンチスコアラーの獲得ができ、八村と共に強力な2ndユニットを構築できるでしょう。
いや、ぶっちゃけベンチスコアラーに18milも出したくないんだけどさ。

 

②DEN
今シーズンはマレーとMPJの怪我により、不本意なシーズンとなってしまったDENは、来シーズンこそフルメンバーで挑める機会が巡ってきそうです。

 

来シーズンまで契約が残っているSGはハイランド?くらいしかおらず、スターティングメンバーとして起用できるレベルではありません。
そうなるとゲイリーハリス的なSGが欲しくなるDENなので、ハリスと契約できなければKCPを狙ってくる可能性は十分ありそうです。
ハリスはカムバックしそうな感はあるんだけどね。

 

DENが放出しそうな選手で考えられるのはバートンでしょう。
バートンもKCPと同じく来シーズンで契約が切れるので、動かしやすいです。
ただバートンのほうが年齢が31歳と若くなく、サラリーも16.6milと若干高いので、KCPを得るには2巡目あたりの指名権の放出もセットになってくるでしょうね。
なので以下のようなトレードが考えられます。

 

WAS:KCP

DEN:バートン、2巡目

 

WAS的にハンドラータイプのフォワードはあまりいないので良いかもしれません。
アブディヤがいるじゃんですって?
アブディヤはドリブルができないでしょうが!
若手フォワードはみんな変に積極性に欠ける時間帯があったりするので、バートンみたいに頭悪いドライブするくらいがちょうどいいスパイスになりそうです()

 

③POR
めちゃ可能性は低いと思いますが、PORフロントがリラードを放出しないでWin-nowモードで来シーズンを考えるなら、少し可能性があると思って書いています。

 

長年組んでいたCJとのバックコートデュオが解散され、その後のシーズンは出ていなかったリラードですが、次に組むとしたらディフェンスのできるSGとでしょう。
そうなると先述したゲイリー・ハリスなんかも候補に挙がってきますが、FAで取ろうと思うとなかなか難しいかもしれません。さすがに今の20milと同じくらいで取ろうとはしてないでしょうしね。

 

ヌルキッチやサイモンズの再契約問題もあって、あまり高額なサラリーを他のFAに提示できなさそうなPORは、KCPはかなり好条件な選手に見えます。
ハートも良い選手なので、普通にハートを先発SG起用する可能性もありますけどね…。

一応トレードが起きるとしたらこんな感じかなぁと思います。

 

WAS:KCP、キャリーorトッド

POR:ブレッドソー、2巡目

 

まるでWASにメリットのないトレードになっていますが、さすがにハートやウィンスロウ、リトルは貰えないと思ったのでこうしました。
WAS的にPGが足りないとはいえ、ブレッドソーはそんな必要ではないタイプのPGなので、ここからさらに動かしに行くでしょう。
果たしてブレッドソーを指名権or若手無しで引き受けてくれるところがあるかは知りません。たぶん無いでしょうね。

 

グランフェルトなら実行しそうなこのトレードですが、さすがのシェパードはやらないでしょう…。やらないよね??

 

クズマ
KCPと同じくLALからやってきたクズマもまたトレードされそうで、「WASでトレードされてしまいそうランキング」2位です。

今シーズンはスタートPFとして66試合出場し、一番目立ったのはリバウンダーとして成長したところだと思います。
その献身的なところはLALで培ったところだと思うのでBIG感謝です。
またクラッチタイム(3分以下)での3P%が高く、41.6%もあるそうです。

 

ウィングポジションが重要視されてきた現代NBAで、クズマのような献身的に活躍してくれる存在はかなり貴重で、かつサラリーも13milとかなりお買い得なものとなっています。
ウィングポジションに困っているチームはクズマはぜひとも欲しいでしょう。どんなチームが当てはまるか考えてみます。

 

①CHI
オフェンスはデローザン先輩になんとかしてもらっていたCHIでしたが、ディフェンスではロンゾの怪我があったり、カルーソの離脱などでフルメンバーが揃ったことがほぼ無く、かなり苦しんでいた印象がありました。
SFポジションもパトリック・ウィリアムスが怪我をしたので、ジャボンテ・グリーンが先発起用されていましたね。

 

リバウンドが弱く、リーグでも29位と数字でもかなり弱かったことがわかります。
そんなCHIにクズマはリバウンダーとしてかなりフィットするのではないでしょうか?
デローザンのディフェンス負担もある程度カバーできるし、ロンゾやカルーソとはLALでの旧知の仲なので良さそうです。

仮にCHIとのトレードだとこうなるかなと思います。

 

WAS:クズマ

CHI:ホワイト、ジャボンテ、2巡目

 

CHIはディフェンスの厳しい控えガードのホワイトを放出し、ダブついたフォワード陣の整理でジャボンテも放出します。
これでラビーンとの契約がどうなるかでまた変わってきますが、
ロンゾ、?、デローザン、クズマ、ブチェビッチ
という布陣になれば結構強そうです。

 

WAS的には足りないPGかつスコアラーのホワイトは割といいかもしれません。
ただスタートPGとしては弱く、控えPGにはイシュがいるのでなんとも言えない結果になりそうな予感もしているのも事実です。
これは完全にCHI寄りのトレード案ですね。

 

②SAC
フォックスとサボニスというコアはできましたが、いまいちインパクトに欠ける布陣のSACで、ウィングで頼れるのがバーンズのみと層がなかなか薄いです。
また、SACもリバウンドが弱く、リーグで27位と沈んでいました。
サボニスは良いセンターではありますが、ディフェンス面においては厳しいところもあり、そこを上手くクズマがカバーできるのではという目論見です。

 

バーンズとクズマを並べれば非常に良いウィングが揃い、Win-nowモードに入りそうなSACにはぴったりな感じがします。
代わりに誰を出すかとなると、今のところホームズが当てはまるのかなぁと思ってます。
サボニスとレンいて、Damian Jonesと再契約すればなんとかなりそうだしね。

 

なので今回のトレード案は以下の感じです。

 

WAS:クズマ

SAC:ホームズ

 

WASはアウトサイド主体で脆いポルジンギスと、ゴール下以外のフィニッシュ力のないガフォードに加え、ある程度フリースローエリア付近からでもシュートの打てるホームズが入ることでバリエーションが増えます。
基本控えからの出場になると思いますが、他の2人はなんだかんだ出なくなることがあるので出場時間に関しては問題ないでしょう()

まぁホームズはプライベートで何かやらかして欠場していたので、シェパードが獲るとは思いませんがね…。

 

まとめ
あんまり選手を動かしたくないのですが、ビールと再契約したら誰かしら動くと思っています。
それはKCPやクズマだけでなく、アブディヤや八村といった若手も例外ではないので、今のところまったく安心できません。

 

それはドラフトの日にもトレードが起きそうな予感がプンプンしているので、来月のドラフトもどうなることやらと思ってます。
WASがトレードアップを狙うだなんてことも0じゃないしね。
ビールではない選手で再建を狙うみたいな。

 

ウォールがバイアウトされてからWASに帰ってきて、10位でインサイド指名できればそれでいいのにー!