とうとう始まりました。
オフシーズンの醍醐味でもあるFA解禁です。
FAが解禁される数日前にKCPとイシュ神がDENへとトレードされ、DENからはモンテ・モリスとウィル・バートンが来ました。
これには嬉しさ4割悲しさ6割(ほとんどイシュ神)だったので、なんとも言えないけど正PGを確保できたのはかなり良かったと思います。
そこからどう動いていくのかが注目され、FAが下手なシェパードの手腕が問われます。
ただFA解禁直前にKDがBKNにトレード要求したことで、各チームのGMたちはざわつきました。
KDが移籍希望リストにMIAとかPHXとか色々言っちゃったもんだから大変でしょうね。
そのへんWASはあまり関係ない立場なので静観していましたが!
7/1の7:00からFA解禁が始まり、wojやshamsのツイートが続々と流れてきましたね。
その中で現段階でのWASのものだけ抜粋します。
・ブラッドリー・ビールと再契約:5年 251mil
・アンソニー・ギルと再契約:2年 不明
・デロン・ライトと契約:2年 16mil
・タージ・ギブソンと契約:1年 ミニマム
最大のオフの争点だったビールとの再契約を実現しました!
他の優勝できそうなチームに行くのではなく、WASという球団に忠誠を誓う形となり、フロントも潔くMAX契約を結んだのでめでたしめでたしですね。
昨シーズンはオールスターにも選ばれてないし、リーダーシップがあるとは思えない振る舞いを見せていたこともあり、MAXを出すのは厳しいと思ってはいましたが、いざ再契約となると嬉しいし、来シーズンこそ頑張ってくれ!と思えるようになりました。
ただ正直エースとしてはレブロンやKD、カリーやヤニスなどといった選手たちと比べると全然影響力が弱いし、なんなら同じSGポジションのブッカーやミッチェルにすら評価で負けている現状です。
なので来シーズンは本当に真価を問われるシーズンになるだろうし、せめてオールスターにSGで断トツトップで選ばれるくらいの活躍を見せてほしいですね。
とりあえずWASのフロントもビールとの心中を選んだので、どうロスターを編成していくか楽しみです。
そしてWASクラ全員大好きなギルパパとの再契約を果たしました。
ファンからだけでなく、選手やフロント、コーチ陣からも愛されており、文句なしの契約だったでしょう。しかも2年もいてくれるので、これはもう引退まで終身雇用にしてしまいたい。
ギルは人間性だけでなく、プレーにも献身性があふれており、あんな人が潤滑油って呼ばれるんだろうなぁと思わせる昨シーズンの活躍でした。
PF起用が多かったのですが、PFとしては201cmとアンダーサイズではあるものの、インサイドでスクリーンアウトやオフェンスリバウンドとハッスルするし、P&Pからの3Pも入る万能なタイプなので、1チームに1ギルというキャッチコピーがぴったりな存在です。
来シーズンも恐らく怪我人などでウィングが薄くならない限りは、プレータイムはなかなか貰えない状況が続いてしまうと思いますが、それでもFAでWASに来てくれたギルに感謝です。
次にWAS絶対殺すマンの1人であるデロン・ライトを獲得しました。
特にTORにいたときに苦しめられた記憶があります。
ライトはオフボールでのカッティングや、マンディフェンスに定評のある選手で、アテンプトは少ないものの3Pも割と入る方です。
スティールも昨シーズンは18.9分と多くないプレータイムながら1.2回を記録しているので、なかなかに期待できます。
昨シーズンはATLで控えPGとして活躍していましたが、PGというよりかはハンドラーと一緒に出ることで効果を発揮するタイプのガードなので、ビールとはかなり相性の良い相棒となりそうですね。
モリスといいライトといい、かなりビールとの相性を考えたガードの人選だと感じました。
ルーキーのジョニー・デイビスにとっても様々なタイプのガードの先輩がいることで、そこから学べることがかなり多いんじゃないでしょうか。
色んな良いところを吸収しながら、その後どんな選手に成長していくのか楽しみです。
最後にNYKからウェイブされたベテランインサイドのタージ・ギブソンを獲得しました。
ローズとバトラーがいたCHI時代ではWASともバチバチやっていた記憶があります。
昔はPFでしたが、近年のスモール化により最近ではCをやっているそうです。
いわゆる昔ながらのセンターで、スクリーンからのダイブやリバウンドでのスクリーンアウトなど、泥臭いハードワークをして貢献してくれるタイプの選手です。
ポルジンギスといい、ガフォードといい、稼働率という安定感には欠けているインサイドなので、そういった意味でも一番必要なタイプの選手が来てくれました。
次のシーズンで37歳になる大ベテランですが、まだまだ15分以上出て4試合に1試合は10点取るくらいの元気があるギブソンだし、なによりベテランに欠けるWASではかなり貴重な存在となりそうです。
WASはスクリーンが下手な選手が多いので、その辺も指導してもらえると助かります。
試合中のリーダーシップに欠けるビールなので、試合中に不貞腐れてたら迷わずビンタして喝を入れるくらいしちゃってもいいんですよ?
あとはラスが来てくれればなぁと思わんでもない。
現在のロスターは以下のようになってます。
モンテ、ライト
ビール、バートン、ジョニデ
アブディヤ、キスパート
クズマ、八村、ギル、トッド
ポルジンギス、ガフォード、ギブソン、キャリー
計15人
若手ウィングがかなりダブついており、このままだとジョニデとかキスパートなんか出番あるか?ってレベルでプレータイムを落としてしまいそうな気がします。
ただ、これからKDやアービングのトレードなんかで各チームのロスター事情が大きく変わる可能性があります。
そういったときに若手ウィングをアセットにしたトレードが今後起きるのでは?と予想していますが、果たしてどうなるでしょうか…。
あまり怪我で離脱していないモリスとライトなので、そこまで心配していないというのもありますが、さすがにガードが2人だけというのは心許ない感じがします。
当初はサマーリーグでクリス・ダンを招集していたようだったので、少し期待したのですが、結局ロスターからは名前が無くなり、サマーリーグに参加していないようなのでキャンセルされたのかな…と悲しくなりました。
まだFAとして残っているカンパッソは元DENですし、狙ってみてもいいんじゃ?とは思っています。合うかどうかはあまりわかりませんが。
すでにロスターが15人とギチギチになってしまいました。
さすがにこのままトレーニングキャンプに行くとは思えないので、ここから精々1~2人くらいは動くんじゃないかと思っています。
それがバートンなのか若手なのか、はたまたクズマなのか…。
それはそうと、サマーリーグでやっとWASの試合がありましたが、ここから2wayとか決めるのでしょうか?
やっぱり個人的にトッドは2wayにコンバートするか、ウェイブしても良いと思うんですよね。ロスターも空けたいですし。
昨シーズンからちょっと期待してたキャリーはなかなか他のインサイドにはいないタイプの選手っぷりを発揮しているので、次シーズンも期待しています。
まとめ
現状の動きとしてはこんな感じですかね…。
アービングやKDの動き次第でまた各チームの動きが活発になるかもですが、それに乗じて動く可能性はあるでしょう。
なんせ夏の第五角形トレードを行ったシェパードなので、更なる角を求めて大トレードを実行するなんて未来も無くはないのが怖いところ。
やはり第3ガードやウィングの整理が現時点での課題だと思っているので、トレーニングキャンプ始まるまでは安心できませんね。
アブディヤはマジでトレードされないでくれ…。