ウィザーズのお話

ウィザーズのお話

主にワシントンウィザーズについて話すブログ

現時点でのウェストの展望

イースト編に続いてウェストの展望も見ていきます。
なんだかUTAが解体し、OKCはホルムグレンが怪我をしたので、タンクチームが東よりありそうな気がしてならないです。
そんな事情もあって、やっとSACがPO進出という日の目を見ることができ…でき…?

 

今回もアルファベット順に書いています。

 

DAL

トレード:ウッド
FA:マギー

 

昨シーズンはほとんどの人が予想していなかったPOでのCF進出の快挙を成し遂げました。
さすがにGSWが強すぎたということもあり、負けてしまったものの、次シーズンへの可能性を十分感じさせたシーズンだったのではないでしょうか?
このロスターにもう1人オールスターレベルの選手を加えられれば…と感じずにはいられなかったです。
しかしGMはもう1人のスターは要らないと言ったとかなんとか…。

 

そんなDALはオフシーズンにローテ外の選手たちでウッドを獲得し、FAでマギーを獲得したことで、インサイドの厚みを増すことに成功しました。
ただ昨シーズン活躍したブランソンがFAでいなくなってしまったため、セカンドオプションが誰になるのか…といった感じなので、来シーズンから復帰するTHJや新加入のウッドなどがどの程度オフェンスで貢献できるのかがカギとなってきそうです。

 

現在のDALはサラリーがカツカツな上に、ウッド加入の影響で今後さらに使われなくなりそうなベルタンスの枠がもったいなく感じてしまいます。
しかしベルタンスの契約を引き取ってくれる優しいチームなんてあるのかな…?
ただベルタンスとウッドの同時起用とかいう激アツで悪夢な2ndユニットも興味本位で見てみたい気もします。

 

ぶっちゃけ昨シーズンは色んな要素があってのCF進出という面は少なからずあるし、そんなロスターが強化されていない現状を考えると、昨シーズン以上の成績は期待できないと思っています。
LACやNOPみたいに復活してくるチームや、MINみたいにロスターを大きく変えてきたチームもありますしね…。

 

プレシーズンではウッドが控えからスコアリングし、ルーキーのハーディが結構期待できそうな動きをしていたようなので、その辺が上手くフィットするようになればシーズンを勝ち進めるかもしれません。


4~6位くらいかなぁと予想しています。

 

DEN

トレード:KCP、イシュ
FA:ブルブラ、ジョーダン

 

DEN3大エースのうち2人を欠いて過ごした昨シーズンでしたが、その時期を支えたモリスとバートンを放出し、怪我明けから復帰するであろうマレーの相方ができるKCP(とイシュ)を獲得しました。
前まではゲイリー・ハリスが担当だったポジションに優勝経験のあるKCPが位置するのはとても心強いのではないでしょうか。ダンシングKCPをしなければ…。(遠い目)

 

BKNで縦横無尽にハードワークをしたブルブラも獲得したので、みんなでマレーとMPJを援護しよう!的なニュアンスが見えてきます。
それに比べてヨキッチの控えとしてなぜか選ばれたのはジョーダンで、しかも割と早くFAで決まったので「本当にそれでいいのか?」のような空気さえ感じました。
それならカズンズでも良かったんじゃとも思いますが、チームの雰囲気に合っていなかったのかもしれません。なにせ気分屋でテクニカルも多いし。
けどハワードじゃなくて真っ先にジョーダンなんだと不思議に思いましたが。

 

昨シーズンは2年目のハイランドの成長もあったので、誰かが欠場する場合には今年21位で指名したクリスチャン・ブラウンにもチャンスが巡ってきそうです。
チームの中心メンバーが欠場しても強かったDENのカルチャーは良いですよね。
イシュやジェフグリというWAS味が強く、良いベテランもいるので伸び伸びとプレーできそうで羨ましいです。

 

さすがにマレーとMPJが怪我前の状態(バブルのとき)にまで100%戻して復帰できるとは思っていませんが、80%くらいまで戻すことができればPOのCSFまでは固いでしょう。
なんならCFまで行けると思っています。

 

ただやはり怖いのは2人が再度怪我をしてしまうことなので、昨シーズンのWASディンウィディーのように連戦は欠場するといったローマネが行われるかもしれません。
ただそれだとヨキッチへの負担が続いてしまうという…。
特にアーロン・ゴードンにはもうちょい頑張ってほしいと昨シーズンちょくちょく思いましたからね。
そこは鉄人のイシュ・KCP・ブルブラにお任せしましょう。

 

GSW

トレード:なし
FA:ルーニー、ディビチェンゾ、ジャマイカ

 

ドレイモンドの𠮟咤激励(物理)がプールに行われ、その映像がリークされてしまったことでチーム内で不和が生じていることがバレてしまったGSWです。
一応仲直りしたらしいですが、プールとウィギンスと契約延長したことでドレイモンドの契約延長はずっと難しくなった気が…?

 

昨シーズン優勝したメンバーを全員キープすることはできず、ペイトンやポーターといったファイナルでもチームに貢献したWAS味の強いサポートキャストは別のチームに行ってしまいました。
ただそういった選手に負けずとも劣らないディビチェンゾとジャマイカルを獲得することができ、来シーズンも優勝争いに加わってきそうです。
特にルーニーの再契約は大きく、やっと活躍に見合った契約を貰うことができました。

 

カリー、トンプソン、ドレイモンドという生え抜き3人に加え、クミンガやムーディといった若手も徐々に成長してきているので、世代交代が上手く進みそうで羨ましいです。
まぁその3人ほどのレベルになれるかと言われたらかなり微妙ではありますけどね。
ワイズマンは今後どう成長していくかは少し気になるところ。
ジャパンゲームでは良い動きをしていましたが、荒削りな感じはすごいしました。

 

チーム内での雰囲気は改善したのか、シーズン中にまた何か起きないかといったロッカールームの良し悪しが今シーズンかなり重要になってきそうです。
特にドレイモンドというチームディフェンスの要が中心の出来事なので、トレード要求なんてした日にはどうなることやら?
ただやはり強豪は強豪なので、シーズンでは3位以内には入ってくると思います。

 

HOU

トレード:マリヤノビッチ
FA:テイト

 

てっきりバンケロを獲得するものだと思っていたら3位でジャバリが来ました。
昨シーズンに続き、高順位でのドラフト指名となったので、グリーンとジャバリの2人が今後のHOUの中心として据えられるのだと思います。

 

ウッドのトレードで大量の選手を獲得したかと思ったら、次はOKCと大量の選手同士でトレードをしてウェイブするという謎トレードが起こりました。
選ばれたのはマリヤノビッチだけなので、実質ウッドとマリヤノビッチのトレードになったようです。

 

そんな中、テイトとは契約延長をし、しかも安価でできました。
まだまだ荒削りだし、ファール数は昨シーズン1位とかいう不名誉なスタッツもありますが、伸びしろを感じさせる選手なので頑張ってほしいところです。

 

KPJも同じく契約延長をし、4年80milという額ではありますが、保証されているのが初年度だけというお得な契約です。
素行に問題があってCLEから放出されたし、HOUでも問題を起こしたのでどうなるかと思いましたが、再契約を知ったサイラスHCの感極まった姿がインタビューで映っていたので、KPJは頑張ってほしいと思います。

 

他にもWASが獲得するんじゃと言われていた(勝手に)タイタイ・ワシントンや、タリ・イーソンなどの期待のルーキーがいて、退屈しないシーズンとなりそうです。
とりあえず2年目のグリーンと、ルーキーシーズンを迎えるジャバリがどうなるか見ものですね。


しかし、まだ若手の多いロスターなので、来シーズンも13~15位だと思ってます。

 

LAC

トレード:なし
FA:ウォール、バトゥーム、コフィー

 

ウォール最強。
この一言に尽きます。嘘です。

ただレナードが復帰するだけでも強かったロスターに加え、ゲームメイクできる選手が足りなかったところにウォールが加入したので、これはもう期待するしかないでしょう。
試合相手によって柔軟に組み合わせを変えられるほどロスターの層は厚く、ポジョとレナードというダブルエースはNBAでもトップレベルに強いデュオです。

 

しかし非常に懸念されるのはインサイドの弱さで、しっかりとしたセンターはズバッツしかいません。
昨シーズンはモリスやバトゥームがスモールラインナップでのセンター役を担うことはありましたが、さすがにシーズンを通して常用できるものではなく、MINといったダブルセンターで来たときはどうするのだろうと思ってしまいます。
ウィングが多すぎて、誰かしら動かしてセンターを取らないとまずいのでは…?と思うのでカズンズを取りましょう。

 

強いけど弱いみたいな不思議な現象になりそうな気がするので、このままのロスターで行ったら案外勝てなくて6位くらいになってもおかしくないと思っています。

 

LAL

トレード:ベバリー
FA:シュルーダー、ウォーカー、ジョーンズ、JTA、トマブラ、トロイ

 

結局昨シーズンにLAL失脚のスケープゴートにされたヴォーゲルを解雇し、MILの元ACだったハムを新HCに採用しました。
なのにペリンカGMは契約延長とかいうおかしなフロントなのでどうしようもないですね。

 

毎シーズンミニマムで入ってくる選手が代わる代わるいますが、今シーズンは若手が多いです。
昨シーズンはハワードとかカーメロ、アリーザ(どこいった?)という老人ホームと化していたのを反省したのか、「元気が一番」みたいなロスターにしてきました。
特にトロイとトマブラのTBコンビはWASクラ的には頑張ってほしいですね
なお怪我で開幕から2人ともいない模様。

 

結局ラスをINDに送るトレードは単なる噂だったのか、ヒールドとターナーとのトレードは行われず、このままシーズンに入るような雰囲気が感じられます。
ただラスとベバリーとかいう犬猿の仲な2人を同じロスターにしたことは色んな意味で恐ろしい。
しかもそこにシュルーダーも加わるとかいうカオスっぷり。
ディアルガ vs パルキア vs ダークライみたいな感じ。
ラスが文句言ってトレード希望出すのをフロントが待っていると考えてもおかしくはないでしょう。

 

毎シーズン色んな話題を提供してくれるLALですが、はたして今シーズンはどういった話題を提供してくれるのでしょうか。
ぶっちゃけPOは結構厳しいと思ってるマンです。


予想は9位くらい。

 

MEM

トレード:ダニグリ
FA:ジョーンズ

 

昨シーズンはMINを倒し、CSFまで行きましたが、GSWを前に為す術なく敗退してしまいました。
ただ主力が若手中心ということもあり、来シーズンこそは!と期待に高まったオフシーズンとなりそうだったのですが、これといった補強が行われず、「???」と思ったのが現在のところです。

 

しかも昨シーズンのベンチで活躍したメルトンとアンダーソンがいなくなったことで、単純に戦力ダウンしていて、タイアス・ジョーンズとの再契約&クラークとの契約延長しただけのオフシーズンとなりました。
ダニグリっていつ復帰予定なんだろう?

 

ベインの成長も著しく、昨シーズンのMIP候補になったレベルなので、今シーズンもどのくらい飛躍するのか楽しみだし、モラントも若いときのラスみたいなモンスターっぷりを発揮しているので、どういったシーズンを過ごしていくのか観るのは楽しいと思います。

 

ロスター自体は前より弱くなっているし、他のチームのロスターが強化されたので、昨シーズンよりは順位が落ちると思ってます。


たぶん7~8位くらいかなぁ。

 

MIN

トレード:ゴベア
FA:アンダーソン、フォーブス、リバース

 

今回のオフシーズンで大きく動いたMINでした。
しかもタウンズというセンターがいるのに獲得したのはゴベアです。
まるで時代に逆行したツインタワーを形成したMINは、今シーズンどうなるのかまったく読めません。

 

まぁツインタワーとか書いたけど、タウンズってそんなゴール下ガツガツとかって選手じゃなく、シューター寄りのストレッチ5だから若干意味合いが違うのかもしれません。
けどタウンズもゴベアも両方ポストアップできない系インサイドなのは大丈夫なのかなって他人事ながらに思ってしまいます。
エドワーズが急成長している中、これで上手く行かなかったら非常にもったいないことになりますね。

 

ディフェンスの要としてゴベアを取ったのだと思いますが、ペリメーター守れない系インサイドを2人同時に起用すると、GSWみたいなチームをどうやって守ろうと思っているのか純粋に気になります。
ラッセルとエドワーズがディフェンス上手いので何とかなると思っていそうなのが問題で、ベバリーとヴァンダービルトを失ったツケが大きいことに気づくのはいつになるんでしょう…。

 

ただカイル・アンダーソンという潤滑油と、シューターのフォーブスがFAで来たことでオフェンスは問題なくいけそうな気がするので、チームディフェンスがどうなるのかフィンチHCに期待がかかっています。

 

上手くフィットしてもウェストは厳しそうなのでMEMと同じ7~8位くらいかなぁと思っています。

 

NOP

トレード:なし
FA:なし

 

主に目立った補強は行わず、オフシーズンとしてはルーキーのダイソン・ダニエルズを8位で獲得したくらいでした。
オーストラリアの大型ガードはどうなるでしょうね。

 

あとは最大の補強であるザイオンの復帰がようやく叶いました。
自身のボディメンテナンスが甘く、トレードされてしまうのでは?なんて噂もありましたが、少し体を絞ってきたようで、プレシーズンでは以前と変わらぬモンスターっぷりを出していました。
マッカラムとイングラムに加え、ザイオンのオフェンス力が加わるというのはなかなかウェストでも脅威となるに違いないと思います。

 

バックコートにはアルバラードやハーバート・ジョーンズといったディフェンスに長けた選手がいて、インサイドには契約延長したナンスがいるので、攻守ともに良いバランスが取れていそうです。
スタメンのディフェンスがどうなるかは置いといて…。

 

昨シーズンはPOでPHXに負けてしまいましたが、それはTDLでマッカラムを獲得してから時間が経っておらず、そしてザイオンがいなかった影響も大きかったと思います。
来シーズンじっくりとケミストリーを構築していけば、ウェストでも良い順位につけそうな雰囲気がしているので、5~6位くらいと大胆に予想します。


ここはもうザイオンが怪我をしないことを祈りましょう。
あとテンプルおじさんください。

 

OKC

トレード:なし
FA:ドート

 

再建真っ只中のOKCですが、ドートとは奴隷契約から一転して5年87.5milという真っ当な契約で再契約を結びました。
ケンリッチ・ウィリアムスとも契約延長したことで、未来に繋がる重要なピースに対しては積極的に確保に走る姿勢は良かったと思います。

 

今年のドラフトでは4人ものルーキーを獲得し、ドラフト2位のホルムグレンを中心に今シーズン頑張っていこうと思っていたところ、ホルムグレンがオフに行われた試合でシーズン全休レベルの怪我をしてしまいました。
元々フィジカルが疑問視されていたホルムグレンでしたが、今回の怪我は単に接触からの着地ミスのような感じなので、運が悪かったとしか言いようがありません。
注目のルーキーだっただけに残念でしたね…。

 

ただ他にもオスマン・ジェンやダブルウィリアムスという面白そうなルーキーもいて、2年目のギディーもどう成長していくか楽しみだし、POはかなり厳しい状況の中、HOUと同じく楽しそうなメンバーが揃っています。
今シーズンは成長のシーズンとなりますが、さすがに若手が多すぎる問題もあるので、今シーズンか来シーズン辺りに整理されるでしょう。
個人的にポクセフスキーなんかは見切りつけられそうな感じがプンプンしているので、どうなるか注目です。

 

順位は13~15位でしょう。

 

PHX

トレード:なし
FA:エイトン、ビヨンボ、ワシントン

 

せっかくINDが期待してMAX砲打ったのに、
PHX「エイトンはうちのものー!」とマッチしたため、エイトンは移籍できずPHXに残留となりました。
エイトンはオフシーズン中にモンティHCと全然コミュニケーションを取っていないと報道されていましたが、大丈夫なんでしょうか?


クラウダーもトレードされるということでチームに帯同していないみたいですが、結局トレードがまとまらず、ただ戦力ダウンした形となりました。
ほぼ同じメンバーが残っているのに、なんだか一昨年ファイナルまで行ったチームとは思えないくらい雰囲気が悪そうです。

 

昨シーズンはDALに負けてしまったことで、ロスターの強化に走るのかと思いましたが、全然そんなことはなく、このままシーズンに入ったらヤバそうな匂いしかしません。
他のチームが良くなっただけに、相対的に弱くなったことで順位をかなり落とすのも十分考えられます。


CP3もただでさえ年齢がネックなのに、PHXはどうするつもりなのでしょうか?
まぁオーナーが変わるので、そこからどうなるか少しだけ楽しみです。

 

チームの雰囲気が悪くなければ4~5位、悪ければ7~8位くらいだと思います。

 

POR

トレード:グラント
FA:サイモンズ、ヌルキッチ、ペイトン

 

ビールと同じく、フランチャイズプレイヤーとして長年在籍するリラードですが、昨シーズンは自身の怪我やマッカラムとの決別もあり、POに進出することができませんでした。
しかし、このオフシーズンにはなかなか大胆な動きを見せ、今シーズンこそPOに向けた補強を行いました。

 

ハイレベルな2wayプレイヤーであるグラントをトレードで獲得し、バックコートのディフェンス強化にペイトンを獲得しました。
そしてFAになったサイモンズとヌルキッチとは再契約をしたことで戦力ダウンを防ぎ、なかなか盤石なロスターを揃えられたのではないでしょうか?
ドラフトではポテンシャルの塊であるイケメンのシャープを獲得し、プレシーズンでもなかなか良い活躍をしていたので期待が高まります。

 

ただマッカラムとは昨シーズン決別したのに、同じようなサイズのサイモンズと割と高額な契約をし、怪我がちなヌルキッチの控えには頼れるセンターのいない状況など、不安要素はまだ残ってはいます。
また、昨シーズンHCに就任したビラップスの考えるディフェンシブなチームにはまったくなれず、プレシーズンでも他チームファンからも不安に思われるレベルでディフェンス崩壊していたようなので、今シーズンどう修正していくのかがカギとなりそうです。
いや、プレシーズンやし…と同じくディフェンスがやばかったWASクラとしては擁護してあげたいのですがお互い頑張りましょう。

 

実際PI行けるかな?って感じだと思うので、8~10位くらいだと思います。

 

SAC

トレード:ハーター
FA:モンク、デラベドバ

 

昨シーズンは期待の若手だったハリバートンを放出してサボニスを獲得したことでPOに行けるか!?という期待がありましたがダメでした。
SACがPOに行けるのはいつなのか…という感じですが、今シーズンはまた期待できそうなロスターとなりました。(n回目)

 

フォックスとサボニスを中心に、シューターのハーターとモンクを獲得しました。
なんだかウォール&ゴータットのときのWASみたいな感じで、スラッシャーとビッグマンの周りをシューターで囲む編成には懐かしさを覚えます。
ディフェンスの良いミッチェルとバーンズもいて、今までで一番目的がハッキリしたロスターになったんじゃないかなという認識です。

 

そこに今年のドラフトで4位指名されたフォワードのマレーが加わるので、本当に今年こそはPOに行けるんじゃないか!と期待させてくれます。
まぁ毎年そんなこと言って裏切られてるのでそこまで期待しないようにしておきますが、楽しそうなロスターであることは間違いないです。
新HCのマイク・ブラウンは元GSWのACだったので、そこも少し期待しています。

 

※プレシーズンに滅法強いSACは今年も全勝したそうです。

 

SAS

トレード:なし
FA:ジェン、ロビー

 

とうとうSASフランチャイズプレイヤーとして頑張っていたマレーをトレードで放出し、再建へと振り切ったSASは大量の指名権を貰いました。

 

あまり語ることはないくらい何とも言えないロスターで、おそらくマグダモットやリチャードソン、パートルなんかも今シーズンのTDL付近で条件が良ければ売り払うことは間違いないでしょう。
特にパートルはめちゃ人気出そうですね。

 

現段階のチームの中心はケルドン・ジョンソンで、その周りには2020年ドラフトで指名したヴァッセルや2021年ドラフトで指名したプリモ、今年のドラフトで9位指名のソーハンがいます。
今年は他にも20位でブランナム、25位でウェスリーとルーキーが多く、SASクラの人は自前のルーキーがたくさんいて楽しそうです。

 

ポポヴィッチHCがあと何年HCとして活動していくのかわかりませんが、なんとなくこの再建をきっかけにして引退しそうな気もします。
その後釜になる人はかなりプレッシャーを感じそうで可哀そうな気も…。
来年のドラフトもすでに2人ほどやばい新人がいるそうなので、そこを目指して今シーズンは駆け抜けそうですね。

 

順位は後述するUTAと最下位争いをして14~15位でしょう。


UTA

トレード:マルカネン、ビーズリー、オリニク、THT、ヴァンダービルト、セクストン
FA:なし

 

とうとうミッチェルとゴベアの2人を放出して再建に走ったUTAは、このオフシーズンで最も動いたチームでしょう。
ただSASとは違い、ロスターはオールスターレベルの選手はいないものの、中堅選手が多くてあまり簡単には負けられなさそうという悲しい事態になりそうです。

 

個人的な考えだと、
コンリー、セクストン、アバジ、マルカネン、オリニク
クラークソン、THT、ヴァンダービルト、ケスラー
とケミストリーさえできれば割と良さそうで、ここに1人オールスターレベルの選手が加わるだけで強そうな感じがします。
案外再建といってもドラフトじゃなくてトレードでの再建を考えたりしているのかな?と思ったり。

 

これまでUTAを率いてきたスナイダーとも別れ、長年SASのACをやっていて昨シーズンはBOSのACをやっていたハーディを新HCに採用し、カルチャーの刷新を図りました。
なんだかSAS産のHCが続々と出てきますね。

 

今シーズンはSASと最下位を争って14~15位になるでしょう。

 

まとめ

以上でウェストの展望を書いていきました。
今シーズンの予想順位は以下のイメージです。

 

DEN,GSW,LAC
~トップ3の壁~
DAL,MIN,MEM,NOP,PHX
~POの壁~
SAC,LAL,POR
~PIの壁~
HOU,OKC,SAS,UTA

 

皆さんはどういう予想でしょうか?
今日からすでにシーズンが始まり、忙しい毎日になります。
予想しながら観るのも楽しいので、ぜひ考えてみてください!