ウィザーズのお話

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主にワシントンウィザーズについて話すブログ

シーズン2試合目 vs MEM

前回INDにボコボコにされたWASは、今シーズン初のホームコート開催を迎えました。
なのに相手はそこそこ苦手なMEMなので、ホーム開幕戦でまたしてもボコボコにされてお通夜となってしまうのかと不安になります。

 

ただ、今のMEMはインサイド野戦病院状態だし、モラントもまだ出場停止処分中なので、意外と初勝利の可能性あるのでは??と期待も少しだけありました。
ちなみにMEMはアダムス、クラーク、アルダマ、ケナードがお休みです。
クラークの無限オフェンスリバウンド編、ケナードにはLAC時代に前半終了時30点差から捲られた試合があったので、この二人がいないのはデカすぎました。

 

スタートは
WAS:タイアス、プール、アブディヤ、クズマ、ギャフォード
MEM:スマート、ベイン、ザイアー、JJJ、ティルマン
です。

 

それでは見てみましょう。

 

前半

なぜかクズマがやたらめったら3P爆撃(ショート気味で1/7)をして、なかなか点の決まらないWASでしたが、オフェンスのシュートまでの過程は良かったと思います。
前回と違ってプールとクズマを同時に下げて、タイアスに重労働させるローテではなくなり、タイアスorプールorクズマのうち2人は必ず残すようになりました。
ハンドラーというか、シュートクリエイトできる選手を必ず2人残すようにしたことで、オフェンスの停滞を防ぎたい狙いがあったのかもしれません。

 

それのおかげか、キスパートが自分でやたらドライブを仕掛けることも少なくなり、本来のオフボールムーブから3P爆撃(5/8)ができるようになりました。
段々とエリートシューターへの階段を着実に上っているキスパートは偉いです。コーバーとかレディックみたいになってください。

 

MEMはベインとJJJがWASディフェンスに抑えられていて、特にJJJはギャフォードに困っていました。
エリートガードのP&Rに弱いWASではありますが、そうでなければアブディヤとクズマが頑張れるし、ギャフォードというリムプロもいるので、そこまでやられないのかもしれません。

 

前半はキスパートの爆発もあって、62-46と大きく離せました。
勝ちたいけどタンク。
だいたい前半だけ良いWASはその期待に応えようとしてきます。

 

後半

ちょっと点差がついて調子に乗ったプールがシュートを打ちまくるわ、TOVするわでタンクに貢献してくれようとしました。
一方MEMはWASディフェンスを崩してコーナー3Pを決めまくり、3Qだけで17本中8本を決めるという爆撃をしてきます。


IND戦から思うのは、なんであんなにコーナーが空いてしまうんだろうね。
ドライブに対してヘルプが集まり過ぎているのかもしれません。

 

3QはMEMが出場した全員に3点以上とられるバランスの良いオフェンスを展開され、WASは30-34と負け越します。
16点差あったのが12点差まで少し詰められ、これはもしや…?と絶妙なフラグを建てるWASさん。

 

案の定4Qの残り5分時点で7点差まで縮められる事態となり、ここから負けてタンクするのか!?となりました。
しかし、ここはクズマとプールを中心に立て直し、危うく負けそうになりつつも113-106で勝てました。

 

まとめ

モラントorクラークがいたらヤバかっただろうなと思わせる試合でした。
ただJJJの2Pを2/8とかなり抑えられたディフェンスは褒められても良いと思います。
その分コーナー3Pががら空きだったのはこれからの課題となりますが、1試合ずつディフェンスが良くなるといいですね。

 

クズマとプールは2人ともFG%が40%を切る非効率コンビが継続されています。
この2人からアテンプトを奪えるだけの存在感を、アブディヤやキスパートが継続して出せると良いですね。
この試合ではキスパートが積極性を見せていてよかったです。

 

今日のクリバリ

14:13分出場 0点 1リバウンド 0アシスト
FG:0/2 3P:0/1
1ブロック 1TOV 1ファール

 

前回よりもプレータイムが落ちてしまいました。
早くない3Pシュートモーションのため、ブロックされてしまう場面があったので、基本的にはオープンできっちり決めてくることが最初の課題になるでしょう。

 

オフェンスでボールを持った時に、何をどうしたいかの目的が見えてこない部分がありました。
ピックを使っても、ドライブするわけではなく中途半端にドリブルして横パスという場面があったので、ドライブしてリムアタックする積極性を今後見せてほしいですね。