ウィザーズのお話

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主にワシントンウィザーズについて話すブログ

【2020-12-28 vs ORL】

昨日まさかの4Qに38失点をして負けてしまったホーム開幕戦でしたが、
ブルックスHCはどのような対応をしてくるのでしょうか!と期待1割諦め9割で始まったORL2戦目。

 

今日はラスがお休みの日だったので、ネトがスタートPGとして起用されました。
他はビール、ボンガ、アブディア、トマブラと同じメンバーです。

 

 

・前半
1Qの出だしの良さには定評のあるWASは、今日もボールムーブが良く、ビールだけに頼らないオフェンスを展開していきました。
アブディアとボンガのウィングが相性良く、八村が復帰してもプレイタイムに制限があるだろうし、何試合かはこの組み合わせのままでも良い気がします。

 

ORL側はなかなか攻めきれませんでしたが、1Q途中でWASキラーのロスが入ると一気に得点を重ねていき、わずか5分の出場で11点を決めてきました。
いや、本当に勘弁してくれ。

 

WASも途中でネトとボンガを下げ、スミスとトロイを出しました。
あれ、3ガードじゃない…だと?
3ガード起用を家族を人質に取られて脅迫されていたブルックスHCでしたが、家族は無事に救出されたようで安心しました。

 

バブルではハンドラーだったトロイは、バブル以前と同じように3&Dとして試合に出ています。
1Qで3Pが2/2なのは偉いです。

 

そして毎試合笑いを提供してくれるWASは、今日はロペスのサーカスショットを提供してくれました。
けどアブディアのパスであんなバランス崩すの結構心配なんだが…笑

 

そして昨シーズンとは違い、2ndユニットの地獄の時間がやってきました。
しばらく干されていたタケシでしたが、今日は控えSGとして出場し、わずか5分で2得点2TO2ファールの大暴走。
いや、今季は期待していただけにちょっと残念です。

 

そしてスミスおじも前回とは違ってスペースもあるのに、ドライブしてはシュートまで行けず、ペイントエリア辺りで止まってしまって外にパスというルーキーみたいなことをしていました。
また無理にタフショットでミドルジャンパーを打つなど精彩を欠いていました。
うーん、なぜこうなったのか…。

 

そして2ndユニットの時間になると、ORLもイキイキとしてきて、
ロスに至っては前半だけで19得点もしました。
いや、本当に勘弁してくれ。(n回目)

 

またフリースローを与えすぎていて、WASは前半で4本だけなのに(これも少なさすぎるが)、
ORLは21本もフリースローを打っています。
しかもそのうち20本決められているので、ここはディフェンスの課題です。

 

前半は62-60と2点ビハインドで終えました。
ベルタンスは8分出場で±が-13とひどい結果に…。
というか3P2本しか打ってないとかどうなってるんだ??

 


・後半
後半も入りはとても良く、最初の2ndユニットもアブディアが同時に出ていればいい結果をもたらしました。
タケシはバッサリと3Qは出場しませんでした。
やっと調子のよくない選手を出さない方針に変えたのか…?

 

試合序盤からですが、ネトが良すぎます。
オフェンスではスルスルとドライブで点を重ね、ディフェンスでもスクリーンに引っかからないようにスルスルとフルツについていくことでプレッシャーを与えていました。
ただフルツのドライブはなかなか厄介で止めきれてはいませんでしたが、ラスにはない要素です。

 

ビールは相変わらずエースっぷりを発揮していて、ネトとともにチームを引っ張っています。
ただ3Pが全然決まらず、プルアップでもないものでも決まらないので、ここさえ決まればな…といった感じです。

 

なんと3Q終了時点で17点差をもつけて終えることができました。
これは勝利なるか…!?と思ったあなた、まだWASというチームを侮ってはいけません。
しかもそれは現実のものとなります。

 

4Q初めは、2ndユニットからのスタートでしたが、さっきまでの良い感じを忘れてしまったのか、ディフェンスでは止められず、頼みのラトビアンレーザーは不発という散々な結果となり、わずか3分で9点差までに縮められました。

 

そこから慌ててスタートのメンバー(ボンガ以外)に戻しますが、ここでもいいようにやられて2点差まで縮められました。
ですがネト神の降臨により、なんとか食らいつきます。
ビールやアブディアのシュートがまったく入らず、トロイはフルツにボコボコにやられました。
いや、もうちょい頑張れよ…。

 

そして4Q残り25秒、1点差でむかえたオフェンスで、まさかのビールが6秒しか使わずにアタックしてシュートを外しました。
え、なんで?
普通にセットしてからシュートクロックぎりぎりでいいじゃん。
と思ったのもつかの間、ファールゲームに持ち込んで2本のフリースローを決められ3点差に。

 

そして残り16秒でまたWASのオフェンスがスタートしましたが、またしても8秒しか使わずにビールがタフショットの3Pを放って外しました。
え、なんで!?(n回目)
学習能力0か!?

 

そしてなんやかんやで結局は120-113で負けましたとさ、めでたしめでたし。
これで昨シーズンからORLに6連敗と散々な結果になりました。
同じディビジョンなのに、これでいいのか…。

 

 

・まとめ
前回と違い、3ガードをやめた結果、フロアバランスは改善され、ネトやスミスがドライブしやすくなりました。
というかこれが普通なんですけどね。
本来なら前回の試合でやめるべきだったと思います。

 

そしてまたしても起きた4Q大量失点事件。
本当に原因がわかりません。
ディフェンスが急に悪くなり、その結果オフェンスもビール頼みの単調なものになってしまうのはなぜなのでしょうか?

 

特にフルツのドライブに対して誰もヘルプに行かなかったことが信じられません。
せめてトマブラなどインサイドがヘルプポジションに居るべきでした。
イージーなレイアップされるくらいならキックアウトされて3P打たれたほうがマシですし。

 

またボンガが効果的だったのに対してトロイを起用し続けたことも謎です。
今日は12得点5リバウンドと控え出場ながらも良い活躍だとスタッツ的には思いますが、
4Q終盤ではフルツ止められないマンと化していて、肝心なところでやらかしをしました。
途中でボンガに代えていれば変わったかもしれません。

 

ビールとベルタンスのアウトサイド不発問題も出てきました。
1試合平均6.7本も2人とも打つのに、ベルタンスは35%でビールは25%しかありません。
しかもベルタンスは打った結果入らないならまだしも、今日は4本しか打たないとかいう仕事放棄っぷりで、打たないベルタンスとかただのお荷物だぞ…としか思いませんでした。

 

クロージングが圧倒的に下手なWASはこれからどうなるのでしょうか…。
次からはCHIとホームで2連戦です。
お互いまだ1勝もしてないお仲間ですが、CHIには悪いけど、今のCHIに2連敗しようものならHC解雇一直線です。
むしろそうなったほうがいいまであります。

 

八村ー!
早く帰ってきてくれー!