ウィザーズのお話

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主にワシントンウィザーズについて話すブログ

【POの4チームを考える】

現在POではCFが行われていますが、残っているチームは
ATL・MIL・LAC・PHXの4チームです。

 

どこのチームがファイナルに行っても新鮮な感じでいいですね。
個人的にはMILとPHXのファイナルがいいなと思ってます。
年齢的にクリポはラストチャンスかもしれないし…。

 

上位4チームを見たときに、WASが真似できそうなところは無いかなーと見てみるコラムです。
なお、分析とかいう高尚な言葉は合わない主観&偏見によるものとなる模様。

 

・今シーズンのレーティング
とりあえず今シーズンのチーム状況を見てみましょう。

ATL
ORtg:115.7   8位
DRtg:113.3 21位

MIL
ORtg:117.2   6位
DRtg:111.4 10位

LAC
ORtg:117.6   4位
DRtg:111.2   8位

PHX
ORtg:117.2   5位
DRtg:111.3   9位

 

CFとまでなると、ディフェンスレーティングがリーグでも上位に来ているチームがPOで勝ち進んでいることがわかります。(ATLを除いて)
むしろ何故ATLはこのディフェンスで勝てているんだ…。

 

ちなみにWASは
ORtg:111.2 17位
DRtg:113.0 19位
でした。
あれ、ATLより上じゃん。
リーグの半分より下だけど、これでもガフォード加入してから上がった方です。


・チームのロスター
次に各チームのスターティングメンバーを軽く見てみましょう。


ATL:ヤング、ボグダノビッチ、ハーター、コリンズ、カペラ
MIL:ホリデー、ミドルトン、タッカー、ヤニス、ロペス
LAC:レジジャク、PG、レナード、モリス、ズバッツorバトゥーム
PHX:クリポ、ブッカー、ブリッジズ、クラウダー、エイトン

 

上のメンバーは試合によって違うこともありますが、まぁだいたいで。

 

やはりここでも異質なのがATLです。
他のチームはディフェンスできるメンバーを少なくとも3人以上は入れていますが、ATLはほとんどディフェンス??みたいなメンバーしかいません。
控えもルーウィルやガリナリといった感じだし。
ただ、POのCSFでのPHI戦を見ていると、ディフェンスでの連動性は結構高かったように見えました。
これはWASのディフェンスに見慣れているせいなのかどうかは定かではありません。

 

ヤングやボグダノビッチなどのマンディフェンスの弱さはありますが、マークマンには3Pは絶対阻止するくらいチェイスし、わざとドライブさせてインサイドのカペラへと誘導させるようなチームディフェンスで補っていたようにも見えました。
ちなみにATLはレギュラーシーズンでの被3P%はリーグ3位の34.9%にまで抑えています。

 

では逆にWASのスターティングメンバーを見てみましょう。
WAS:ラス、ビール、アブディア、八村、レン

 

うーん、やはりディフェンスができるようなロスターではありません。

アブディアは良いほうですがファール癖あるし、八村はどこのポジションも中途半端にしか守れないし。

レンは再契約ないだろうからここに復帰したトマブラが加わるのかな?

それはそれでまたヤバいことになりそうな予感しかしない。

 

ディフェンスができない(orしない)オールスターガードデュオというのはPOで勝ち進むためには厳しいです。
PHI戦では露骨にシモンズやハリスにミスマッチを狙われてたしね。

新HCやAC達の手腕が問われそうな来季となりそう。

 

・ガードデュオの限界?
近年ではリラード&CJというガードデュオでPORがCFまで行ったときはありました。(2018-19シーズン)
ハークレスとアミヌというディフェンダーを揃え、リラード&CJのディフェンス介護をしていましたが、それでもKDのいないGSW相手に0-4でスイープされて負けてしまいました。
当時のGSWが強すぎたってこともあるんですけど。

ただこのケースを見ると、スコアリングに長けたガードデュオだとしてもディフェンスができないと優勝は厳しいのかもしれません。

 

しかし、とりあえずCFまでが(個人的な)目標なので、当時のPORや今シーズンのATLがPOで通用するように、WASもチームディフェンス次第ではCFまで勝ち上がることも夢ではないという希望があります。
オフェンス力では負けていないし、HC次第ではもっと効率良くなるかもだし。
あと新HCがラスとビールのディフェンスマインドを変えて、2人が無気力ディフェンスしないでどれだけ頑張ってくれるかが問題です。

 

新HCやAC陣など、WASには決まっていないことが多々あるので予想がつきません。
なのでガードデュオの可能性を信じて、次の動きを待ちましょう…。