ウィザーズのお話

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主にワシントンウィザーズについて話すブログ

シーズン3試合目 vs BKN

開幕2連勝という長年WASクラをやっていると、なかなか経験したことのないことなので、嬉しさ半分困惑半分といった感じなのですが、正直コーチ陣とロスターが新しすぎてスカウティングがまったく無い状態だからこその奇襲攻撃みたいなものです。
ただ今回は優勝候補筆頭のBKN相手なので、どこまで通じるのか楽しみでした。

 

今回の試合は、アービングは反ワクチンでワクチンをしていないため、ブルックリンのホームでは出られません。
怪我からの復帰でビールが出ると報道されましたが、なぜワクチンしてない(?)ビールがブルックリンで出られるのかはわかりませんが、いつの間にか接種したのでしょうか…?

 

そういえばディンウィディーは4シーズンにわたってBKNにいたので、会場ではディンウィディーのトリビュート映像を流していたそうです。
試合後のインタビューで「(映像を流していたのを)あんま見てないから後でネットで見るよ」と言ってたので、BKNはちゃんと流すタイミング考えようよ!

 

スターティングメンバーは
WAS:ディンウィディー、ビール、KCP、クズマ、ガフォード
BKN:ハーデン、ブルブラ、ハリス、KD、グリフィン
でした。

 

前の試合でBKNはブルブラではなく、インサイドのクラクストンをセンターに置いていましたが、こっちがスモール気味なので合わせたのかな?
ブルブラはディフェンスやハッスルが売りなので、ビールは引きはがすのに苦労しそうです。

 

今回はじっくり試合を見返す時間がなかったので、まとめだけにしました。

案外リアタイしてると、そこまで内容覚えてなかったりするのよね。

 

まとめ

 

相手がBKNなだけに厳しい試合になることは予想してはいましたが、予想とは違う試合結果になったなと思います。

 

WASのチームFG%は34.7%、3P%は23.1%と低調で、計90点しか取れなかったのが誤算でした。
ただ、BKNのチームFG%は42.6%とそこまで悪くは無い一方、3P%は28.6%と低調で、計104点とNBAの試合的には抑えることができたほうだと思います。

やっぱりINDとだけは不思議とハイスコアゲームになる現象なだけでしたね。
3Pをよく打ってくるハーデンやハリスの調子が悪かっただけに、もう少し点差を詰められたら良かったのにな。

 

今回の試合を見て思ったのは、「もしかしてスコブルが指揮してた?」です。

 

アンセルドHCは、
①ボールを持ったとき、瞬時にパスかシュートかドライブかの判断をする
②オフェンスではチームでのボールタッチ数を多くする
ことを軸に置いていました。

 

しかし、今回の試合では主にビールがボールを持ったときに、ボールムーブだけでなく、周りもボールウォッチャーとなってしまい、オフェンスの流動性がまったくありませんでした。
そんな停滞した流れから3Pを打つので、チーム全体でシュートが入らなかったのではと思います。

 

WASの強みであった2ndユニットのスコアリングも、今回は振るいませんでしたね。
ハレルとホリデーが2桁得点でしたが、ネトやベルタンス、アブディヤのシュートがほぼ入らず、ガベージタイム以外でのベンチポイントはわずか25点しかありませんでした。
そもそもベルタンスはシュートを打ってなんぼの選手なのに、20分出て3Pを2本しか打っていないのも謎でした。

 

BKNのブルブラ、ベンブリー、クラクストンといった選手がディフェンスで貢献していたってのが一番大きかったのかもしれません。
3Pをフリーで打たせないようにチェイスし、ゴール下にはリムプロテクターのクラクストンを置いておくことがWASには効果的でした。
こういうときにミドルレンジで輝く八村の不在が影響してきますね。
昨シーズンはラスやロペスといった選手がミドルレンジで勝負を仕掛けることができたが懐かしいです(ラスのシュートが入るとは言っていない)。

 

14点差という結構大きな差で負けた試合ですが、ビールが試合後のインタビューで言っていたように「シーズンのうちの1試合」にしかすぎません。
試合中には親の顔より見たかもしれないビールがベンチで無表情になっているシーンを見ました。
ただ試合後にはハレルとTwitterで「これからも頑張ろうぜ!」的なやり取りをしていたので、案外ロッカールームではそこまで雰囲気は悪くなってないのかもしれません。

 

82試合中の3試合が終わっただけなので、次のBOS戦を楽しみにしましょう。
ただ八村にはインサイド事情的に早めに戻ってきてほしいところです。