ウィザーズのお話

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主にワシントンウィザーズについて話すブログ

シーズン82戦目 vs CHA

最近まったく試合ログというものを書いていませんでした。
というのもなかなか試合をリアルタイムで観る機会が減ってしまったのと、後から見てブログを書くのにもタイムラグがあって、「今更書いてもなぁ」と思うようになってしまったからです。
まぁ別に個人ブログだし、気楽にやってるものだからそこまで気にしなくてもいいんだけど、シーズン開幕前は「今シーズンこそは!」と意気込んでいたから少しばかり気にしてしまいました。
また、今回の試合でWASのシーズンは終了なので、最後くらいはねってことで書いていきます。

 

とうとうシーズン終了という中、WASは思い切ったタンク作戦&若手の育成に舵を取り、KCPとクズマさらにはポルジンギスまで休養させるようになりました。
ここ何試合かはWAS生え抜きの選手を中心にした試合となっていて、案外それがTDL直後の何試合かよりは全然面白い内容という結果になっていました。
まぁドラフトではちゃんと良い指名順位にしたいもんね。

 

そして今回の相手は、元WASのメンバーが何かと多いCHAです。
アイザイア・トーマスやケリー・ウーブレ、そしてモントレル・ハレルが元WASですね。
なんだかハレルがいたときがすでに懐かしいくらいに思ってしまいます。
PI圏内確定のCHAですが、順位を上げるためにも全力で来てくれそうです。WAS的にはありがたいことですね。

 

今回のスターティングメンバーは、
WAS:サトランスキー、キスパート、アブディヤ、八村、ガフォード
CHA:ラメロ、ロジアー、ブリッジス、ワシントン、プラムリー
です。

 

では見てみましょう。

 

前半
アブディヤの連続得点から始まったWASですが、ディフェンスがやっぱり全然良くなく、ワシントンにポスタライズされる始末。
ただオフェンスの流れは良く、サトランスキーがしっかりゲームを作れている感じです。

なんだか1Qはアブディヤにどんどん打たせようとしてる雰囲気を感じます。

 

ロジアーは対WASキラーの属性持ちですが、1Qは全然動きが良くないですね。
シュートも1/5と不調なようです。

 

2ndユニットが
イシュ神、キスパート、トッド、ギル、キャリー
と急に落としてタンクへとまっしぐらにしてきました。
イシュ神以外に攻められる選手がいないこのロスターの中、ギルとキャリーがハードワークで頑張っていて良いですね!
トッドはちょっと…って感じです。
個人的にそこまで期待値ある選手とは思えないのよね。

 

2ndユニットの時間帯に元WASのウーブレやハレルにやられ、1Qは29-32で終了。
イシュ神のブザビはカウントでいいじゃん!

 

2Qは出だしのTOVから出たトランジションでのディフェンスがかなり悪く、この辺はしっかり指導してほしいですね。
アブディヤの調子が良いのはありますが、少し持ちすぎなところも出ていて、オフェンスでの流動性がありませんでした。

 

ガフォードが出てくると、ハイポストで貰うだけでなく、自らリムアタックをする動きをするようになりました。
オフにミドルジャンパーも練習してたし、これから色々できること増えてくるといいね。
あとはちゃんとフリースロー決めなさい。
と思ったら2Qでしっかり2ファールして交代してしまいました。

 

キャリーは控えセンターとして良い貢献をしています。
アジリティもありますし、横への動きも悪くないので、相手のスクリーンに対してドロップで守っても良いポジションで守れていました。
トマブラじゃあの動きはできまい。
オフェンスでもリバウンドに絡むし、ファンブルはするけど、もうちょっとで2ndチャンスから得点が狙えそうです。

 

なんだかんだ前半は競って54-56で終了しました。
CHAはラメロが前半だけで7TOVと精彩を欠いた感じで、PIが心配されますね。

 

後半
サトランスキーとキスパートの相性が抜群に良く、オフボールムーブの上手いキスパートを活かしたプレーが増えてきました。
フィニッシュ力の問われないくらいイージーに打てる動きをしてくれるキスパートは今のWASには貴重です。

 

66-66と同点の場面で、途中から元WASのアイマスが出てきましたが、3Qだけで14点ももぎ取ってきました。
WASの頃とは違い、怪我の影響を感じさせないほどスピードのあるドライブやヘジテーションでのペイントアタックが光っていましたね。
この動きをWASにいたとき出来ていたら…。

 

少しずつ点差がついてきて、3Qを82-89で終えました。
アイマスがめっちゃ点決めてきたからあれだけど、オフェンス力に定評のあるCHAが今のWAS相手にこんなんじゃあなかなかやばくない?

 

4Qはじめの
イシュ神、ネト、アブディヤ、ギル、ガフォード
のラインナップが悪く、オフェンスで何がしたいのかわからない感じでした。
シューターのキスパートか、個人技で打開できる八村いないと厳しいです。
と思ったらギルの3Pで3点差まで詰めるからようわからん!

 

TO明けにラメロとロジアーを戻した途端、ロジアーの爆撃を受けてまた9点差に戻るという…
今まで大人しかったのに、こういう爆発力があるのが怖いですね。

 

なぜかスターティングメンバーをサトランスキー以外戻して、サトランスキーの代わりにネトをそのままにしたことで、どんどんと点差が離れていきました。
前半にあったオフェンスの流動性はなくなり、トランジションもなく、個人の1on1に止まるだけで全然良くありません。
唯一キスパートだけは安定して良い動きをしていましたが、流れを変えるだけの力はありませんでした。

 

残り4分で14点差ということで、WASは一気にガベージタイムへと入ることになりました。
ここからは単に虐殺されただけなので割愛します。
最終的に108-124で負けました。
うーん、やはり負けるためにサトランスキーを出さなかったとしか考えられぬぞ。

 

まとめ

とまぁ最終戦を観ましたが、来シーズンに繋がりそうな活躍ができたキャリーは良かったです。
ポルジンギス、ガフォードというインサイド陣とはまた違うタイプのセンターなので、来シーズンからどんどんと使って成長していってほしいです。

 

逆にトッドはもう厳しくないか?
シュートが入らないだけならまぁしょうがないかってなりますが、それならコーナー待機させる意味ないし、判断力が悪かったです。
Gリーグですら入らなかったアウトサイドをNBAで改善できるとは思えず、延長契約結んだけどウェイブされたHomesleyと同じ運命をたどりそうな気しかしないですね。

 

CHAはPIではATLと当たるそうですが、本当にロジアー次第なんじゃないかって思います。
結局ヘイワードは戻ってこれなさそうだし、ATLとはディフェンスレスな殴り合いのPIになりそうですね。
今シーズンはCHAに順位ぬかされるとは思わなかったなぁ。

 

これにて今シーズン終了です。
八村は今夏は代表活動は参加しないそうですし、しっかり休めそうなので安心しました。
ただこれからWASがどうなるか、また不安な日々を送らなければなりません。
カムバック!ウォール!
ステイヒィァ!ビール!
ビールがMAXじゃありませんようにと願いを込めて…