ウィザーズのお話

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主にワシントンウィザーズについて話すブログ

LACを追っていこう

今シーズン開幕前には「せっかくリーグパス持ってるのに、WASしか追ってないのはもったいないよね」と思い、イーストではWASとDET、ウェストではLACとDENを追っていこうと思っていました。
しかし、ただでさえWASの試合もリアタイできるときは少なく、仕事が終わってから見ようと思ってもなかなか難しいことが多かったので、とてもじゃないけどWAS以外の試合を観るのは厳しい現状でした。

 

ただ、やっぱりウォールを観てNBAをちゃんと見始めた自分としては、今シーズンからしっかりとカムバックしたウォールは全部観たいと思ったので、これからは出来るだけ追っていこうかなと思います。

 

そこで、スタッツだけで今のLACを見てみようの記事を書くことにしました。
なんとなく数字だけ見てもわからないことは多いかと思いますが、「ふむふむ、今はそんな感じなのね。」と前情報を知っておくだけでもマシかなと思ってます。

 

では見てみましょう。

 

現在のLAC
今シーズンのLACのロスターは現在こんな感じです。

 

PG:ジャクソン、ウォール、プレストン
SG:パウエル、ケナード
SF:PG、レナード、マン、コフィー、ボストン
PF:モリス、バトゥーム、コビントン、ディアバテ
C:ズバッツ、ブラウン

 

まぁだいたいなのでお手柔らかに…。
こう見るとやっぱりセンターがちょっと心配になる感じがありますね。
スモールセンターとしてバトゥームやモリスをちょこちょこ起用しているようです。

 

現在は12勝9敗とWASと同じ感じの勝率で、しっかりと下位のチームに対して勝てていますが、なぜかOKCにだけ2連敗しているので苦手意識があるのかな?と思っています。

チームスタッツで気になったところを抜粋して見てみます。

 

平均得点:106.2点(リーグ30位)
平均失点:106.8点(リーグ3位)
ORtg:107.9(リーグ28位)
DRtg:108.5(リーグ2位)
平均アシスト数:22.4回(リーグ26位)
平均フリースロー数:21.7本(リーグ24位)
平均被フリースロー数:20.5本(リーグ3位)
平均被3P数:35.9本(リーグ22位)
平均被3P%:34.0%(リーグ7位)

 

ちょっと気になると多く書きすぎそうなのでこの辺に留めておきます。
見ていると、なんだかWASと似たような感じだと思いました。
オフェンス面での課題がかなりある一方、ディフェンス面では優位に立つことで勝利を掴んでいそうなスタッツでした。

 

LACのロスターはウィングの層がかなり厚く、WASもなかなかの層だと思っていましたが、それとは比べ物にならないくらい充実しています。
また、ガードの中でもディフェンスの上手いウォールがいることで、豊富なウィング勢と共に平面でのディフェンスがかなり機能していそうだと思いました。
そのため、3P自体は打たれてはいるものの、確率としては落とさせているので、しっかりとチェイスしてクローズアウトが出来ているのだと予想されます。

 

2試合くらいLACの試合は見たのですが、そのとき思ったのは単独リムアタックが多かったなということです。
たまたま見た試合が悪かったのか、パウエルがやたらとドライブしてタフショットをしていた印象が強く、あまりチームでの連動性には欠けていたオフェンスだなぁと思っていました。
全部が全部そんなことは無いとは思いますが、チームのアシスト数の少なさや、フリースロー獲得数の少なさを見てみると、あまり効率的なオフェンスが出来ていないのではと思ってしまいます。

 

注目選手
PGやレナードなんかは有名なので取り上げません。
個人的に気になった選手だけ取り上げます。

 

まず1人目はやっぱりウォールでしょう。
2016-17シーズンのWASでイーストNo1ガードと言う人もいたくらいスター性と実力があったのですが、相次ぐ怪我やチーム事情的なことがあって出場機会があまりありませんでした。
今シーズンからやっと安定して試合に出られるようになったので、ぜひとも見てほしい選手の1人です。

 

現在ウォールは控えからの出場のみで、
22.1分 11.5点 2.9リバウンド 5.7アシスト 1.1スティー
FG%:42.5% 3P%:25.0% FT%:60.0%
とシューティング的にはヤバいスタッツを残しています。

 

ただ何といってもウォールのストロングポイントであるアシスト能力は衰えておらず、22.1分というわずかなプレータイムでチームで1番多くのアシストを出しています。
今では少なくなってきたタイプのガードなので、見ているとやっぱりわくわくしますね。

 

2人目はズバッツです。
2代目マーチン・ゴータットだと勝手に思っていて、今では珍しくなってきたクラシック型のセンターです。

 

21試合すべてでスタートC起用で、
30.6分 9.7点 10.8リバウンド 1.4アシスト 1.9ブロック
FG%:59.5% FT%:63.5%
と本当に一昔前のセンターらしいスタッツを残しています。

 

ズバッツのスクリーンは素晴らしく、スクリーンアシストはリーグ6位の5.3回、そこから生まれた点数はリーグ5位の11.9点となっています。
これを調べていて驚いたのは、HOUのフェルナンドがどちらもリーグ1位だということでした。
こういったスクリーンの上手い選手がいると、ウォールの真価が発揮されるし、停滞したオフェンスに新しいオプションが加わります。

 

おそらくLACで欠けたら一番ヤバいのはズバッツなんじゃとも思っているので、なるべく早くバックアップセンターを獲得してあげてほしいですね。

 

まとめ
試合の結果は知っているものもあるのですが、復活したウォールをしっかりと観たいという気持ちもあるので、WASと並行して観ていこうかなと思います。

 

ちょっとDETとDENは厳しいかな…。
カニングハムとアイビーのバックコートデュオも観たかったし、ヨキッチオフェンスも観たかったのですが、さすがに時間が足りないし、たぶん飽きちゃうんじゃないかという不安も。

 

これを読んでいる人も色んなチームを見てみてください!