ウィザーズのお話

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主にワシントンウィザーズについて話すブログ

12-24 vs SAC戦

UTA戦で長期離脱から復帰した八村でしたが、久々の実践だからなのか、あまり調子が良くなかったようです。
最近ほとんどリアタイできず、しかも後から連敗中のWASを観るのもしんどそうだったので、ほぼ試合を最近は観ずにいました。
復帰2戦目であるSAC戦はリアタイできたので、八村がどうだったのか観てみようと思います。

 

この日はアブディヤとバートンが怪我で欠場でした。
ディフェンス面では貢献していたけどシュートが入らないアブディヤと、最近まったく活躍できていないスリルさんことバートンがいない影響はどうなのか、少し気になります。

 

スターティングメンバーは
モリス、ビール、クズマ、ポルジンギス、ギャフォード
と2Bigにした編成で、リバウンドの弱い従来のスターティングメンバーから変更したようです。
正直、ポルジンギスとギャフォードの2Bigは個人的にはまったく評価していないので、ポルジンギスと2Big組ませるならタージのほうが良いんじゃない?と思っていました。

 

試合が始まると、案の定サボニスにボコボコにされるギャフォードや、ウィングにぶち抜かれるギャフォードなどが見られ、あまり機能していなかったように見えました。
しかもシグネチャームーブのファールトラブルにもなってタージがすぐ出てくる事態となり、今後大丈夫かな…と少し心配にもなります。

 

タージに代わってからディフェンスがある程度安定し、サボニスも攻めあぐねたシーンがいくつか見られました。
フィジカルコンタクトに強いし、ハードワークも欠かさないタージなので、今のWASインサイドに足りない要素を補ってくれます。
本当はポルジンギスかギャフォードかどっちかをそういうタイプの若いセンターにしたかったのが本音ですが、これからどうしていくのか…。

 

そして控えから出てきた八村は、リバウンドから得点まで、最近WASに足りなかった要素をすべて補ってくれるような働きを見せてくれました。
ポストアップを果敢に行い、得点だけでなくそれを起点としたパスを出したりなど、今まであまり見られなかった器用さも出ていましたね。
これがPHXにトレード拒否された怒りの八村…!

 

今回はライトが久々の復帰で、1Q途中から出てくると、やはりインパクトがあって試合の流れを変えてくれる貴重な存在だなぁと実感します。
特に八村との相性が良く、2人がともに復帰したことで、懸念されていたベンチの弱さが逆に強みになりました。
実際ライトと八村が2人ともいた最初の4試合は良かったもんね。

 

なんと前半で68-50と、いつもと逆の展開になりました。
こんなに強くて申し訳ない。

 

後半からSACのライルズが地味に良い働きをするようになってから、モンクとともに2ndユニットを引っ張る活躍をし、いつものWASなら逆転されそうでした。
ただ今回はベンチがしっかりしていたからか、クズマがこの時間帯でも元気に働けるようになり、3Qだけで13点決める活躍をしてくれたことで、なんとかリードを保てました。

 

4Qになると、SACは日本の強豪校みたいなフルコートプレスをしてくるようになり、最後までガベージタイムにせず、プレッシャーをかけ続けてきました。
WASは点差が離れてくると、チームの雰囲気が舐めプするような緩い感じになってしまうことが多く、そういうときに逆転される悪いカルチャーがあります。
なので、今回のSACのように最後まで食いついてきてくれたことにはかなり刺激になったのではないでしょうか?

 

結局最終的には125-111と、若干危なげな感じで勝ちましたが、なんにせよBtoBで勝てて良かったと思います。

 

まとめ

復帰した八村とライトは

八村
21点 5リバウンド 4アシスト FG%:60.0(9/15)

ライト
2点 1リバウンド 8アシスト 0TOV

とかなりインパクトを残してくれました。
ベンチ全体では40点と、最近の試合ではなかったくらい2ndユニットが奮起したので、良い試合だったと思います。
特にポルジンギスが7点しか取れなかったことを考えると、それで勝てたのは非常にチームにとって良かったです。

 

これで地獄のウェストロードが終わったわけですが、やはり連敗した影響が大きく、順位をかなり落としてしまいました。
ですが、ライトと八村が復帰できたので、これからどう巻き返していくか、TDLに向け誰がトレードされてしまうのか、期待3割不安7割くらいの気持ちです。