ウィザーズのお話

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主にワシントンウィザーズについて話すブログ

八村のトレード噂

シーズンでPOの次に盛り上がると個人的に思っているTDLが近づいてきました。


昨シーズンのWASは
・ディンウィディー
・ホリデー
・ベルタンス
・ハレル
と4選手も動かしましたが、今年はどうなるでしょうか?

 

最近、WASが八村をトレードする動きを見せているとShams砲で判明しました。
日本のNBAファンは、初めての1巡目指名された日本人である八村の動向にかなり注目しています。
来月2/9がTDLということなので、それまでにどんな動きがあるのでしょうね。

 

現在のWASの状況

現在WASはクズマが八村以上にトレード市場で注目されており、多くのチームが獲得を視野に入れているとかなんとからしいです。
ポルジンギスはポルジンギスで、来シーズンにプレイヤーオプションとなるので、破棄してFAになるのか、オプション行使してWAS残留になるのか、はたまたオプション破棄してWASと契約延長なのか注目されています。

 

今シーズン、ビールとクズマとポルジンギスというなんちゃってBig3を結成しましたが、なかなかビールが安定して活動できていないので、その相性も未だにわかっていません。
悪くはないけど、個々の足し算って感じで相乗効果はあんまり無さそうだなってのが個人的な印象なのですが、これでフロントはシーズン過ごしていくのでしょうか?

 

優勝を目指しているのであればスター不足はかなりあるし、PO進出レベルであれば何とかなりそうです。
その微妙なロスター編成が何年もCFまで浮上できていない原因なのですが、オーナーやGMはどう思っているのか…。

 

八村の状況

WASの方向性はいったいどこへやらといった感じで、来シーズンに制限FAとなる八村はタイミング悪く巻き込まれました。
クズマがいなければ、生え抜きだし再契約方向で考えられたのでしょうが、そうは行かないのが厳しい現実です。

 

フロントはクズマとの再契約を狙っているようなので、八村へのサラリーは払えないよ!という流れから八村放出へとなったように思われます。
実際はどうかわからないけどね。

 

本人もトレードされると聞いたのか、直近のNYK戦後インタビューでは意味深な回答をしていましたね。
メンタルに難のある八村には大打撃では…?

 

八村の特徴

昨シーズンからWASでは6thマンとして出場するようになった八村は、主にスコアリングという役割を担っています。

24.3分 13.0点 4.3リバウンド 1.2アシスト

これが八村の今シーズンの主なスタッツです。


36分換算で考えると、得点は年々向上していますが、他のスタッツは変化があまりありません。
なのでスコアリング特化している傾向にあることがわかります。

 

ただ、PFであるものの、リバウンド力には欠け、リムプロテクト力も無いことから、ディフェンス面において秀でたものはないという印象です。
たまにヤニスとかランドル止めてるからマンディフェンスに秀でているという意見も出ますが、ポストディフェンスが多少上手いくらいだと思っています。
スピードやアジリティに秀でた選手には手も足も出ないしね。

 

また、攻守に置いてオフボールの動きが悪く、同じWASであるアブディヤやキスパートのような気の利いた動きができません。
ボールに対してフラフラ近寄ったり、スクリーンに簡単に引っかかったりと、なかなかこういった面での成長は見られませんでした。

 

ポジティブな面で言うと、ワイドオープンでの3P成功率は42.0%(0.7/1.7)となかなか良い確率を記録しています。
また、そのワイドオープンからの3Pを囮としたカウンタードライブを仕掛けることで、自分の得意なプルアップミドルを打つという選択肢も持っています。
今シーズンにおいて、プルアップミドルの成功率は49.5%(1.6/3.2)を記録しているようです。

 

トランジションバスケでCtoCができたり、ガード相手のミスマッチではポストアタックできるなど、オンボールでの八村は色々なオフェンスオプションがありますが、オフボールとのクオリティの差があるので、なかなか安定して活躍できていない感じが見受けられます。

 

八村を欲しがりそうなところ

そんなポジティブな面と、ネガティブな面がハッキリしている八村を必要としているチームはどこがあるのか考えてみました。

多くのチームは八村のように6thマンの役割を持っている選手を擁しているので、個人的にそういった選手のいないチームを挙げてみます。

 

①BKN
現在28勝17敗でイースト4位に位置しているBKNですが、その得点のほとんどがスタメンの選手に偏っています。
今でこそ復帰したTJウォーレンやカリーなどがベンチポイントを取っていますが、そこに八村が居たほうがより安定したベンチポイントとなりそうです。

 

かなりミーハーな意見としてはワタナビーとの共演が見られるという点で、日本受けがありそうですね。

 

②CHI
WASと同じようにwin-nowモードなのに勝ちきれないCHIは、ロスターにテコ入れをしそうです。
ベンチポイントも低く、八村と同期ドラフトのホワイトがトレード市場に出てきそうなため、1対1でのトレードが可能となっています。

 

スコアリングガードがいないWASは案外良いのかもしれませんね。
ライトをハンドラーにしないで済むので…。

 

③LAL
ウィングの層が薄いLALでは重宝されそうな気がします。
元WASが多いので、軽い同窓会にもなりそうだし、相性の良いラス先輩もいるので八村もやりやすいでしょう。

 

LALの選手でWASが欲しい選手がいないのが辛いところです。
ベバリーとかナンが候補で挙げられるけど…ね?

 

④NYK
なんだか良い感じのNYKですが、使っていない選手が多く、ベンチポイントもそこまで高くありません。

レディッシュがトレード市場に出ていて、トッピンもそこまでスタッツが向上している感じもないので、控えからスコアリングできる八村はフィットしそうな感じがあります。


ただランドルとタイプが似ていると思っているので、クズマのように併用はできないことから、プレータイムは限定的になるでしょうね。

 

⑤PHX
一回クラウダーとのトレードで断られたらしいと噂ですが、ワンモアチャンスとなるのでしょうか?
C・ジョンソンがなかなか復帰しても安定するかどうかわからないので、保険に1人PFを補強すると考えてもおかしくはありません。

 

正直クラウダーは良い選手だけど、WASに今必要な選手か?と言われたら微妙なところではあるので、何とも言えません。
2年20milとかで再契約してくれるならありがたいけどね。

 

UTA
ここでまさかのゴンザガ交換をしていくのか。
噂では挙がっているUTAですが、そのトレード候補の選手はまだわかっていません。

 

個人的にはオリニクとアバジが欲しいので、
八村+バートン⇔オリニク+アバジ
とかでまとめてほしいなぁと思っています。

 

まとめ

WASは泥船だから早く脱出して!と言われてしまうチーム状況ですが、果たして脱出先が安寧の地なのか?とは思います。

なんせスコアリング型の6thマンは結構ジャーニーマンのイメージなので、八村がプレータイムを得たいと考えているなら厳しい現実に直面しそうだなと考えているからです。

 

まぁなんにせよ、選手として環境を変えてみるというのは悪い話ばかりではないので、トレードにポジティブな感じで捉えてもらうのがいいんじゃないでしょうか?
元々メンタルに難がある選手なので、やんや言うのはまた休養の原因にもなりそうですし。